2018年8月26日日曜日

Hasehawa 1/72 F-2B (その1)

とても暑いため、F-2Aの完成写真撮影は延期です。

先に、続いて製作を始めたF-2Bをアップします。
1/48と違って、1/72はA型、B型選択組み立ての同じキットです。

RF-4Eの時とB型は飛行状態で製作します。
ギアハッチを閉状態に組み立てるに邪魔になる、ギアベイ天板をカッティングディスクと、ピンバイスで穴開け攻撃をして切断します。

あらかじめ中央の板を含めて、ギアハッチを接着しておきます。
少々開けたり変形させて、機体とぴったり合うように調整しながら接着しました。

後は隙間の充填を兼ねて、裏側からアルテコ・瞬着パテを流して強固に固定したら完成。
前輪のギアハッチも同様にはめ込みました。
接着が乾燥してから、ヤスリで面を均せば完成です。
ヤスリで消えた、あとはモールドを再生します。

 次に機体関係の小加工。
まず、あとで差し入れる精密真鍮パイプのピトー管が入り込まないように、丸プラ棒を接着して、ストッパーを付けておきます。

このキット、なんだか穴がちらほらあるのですが、実機にもあるのでしょうか。
わからないのですが、エンジンノズル横の穴をプラ板でふさぎました。
[追記]
 実機もF-16で穴が開いているのを確認できました。
 F-2も同じようにあいていると想うので、このふさぎ作業は不要でした。

アンテナの後ろに不明な穴があったので、穴を貫通させてからプラ引き延ばし線を詰めてふさぎました。
上面機体後部も先に接合しておきました。
接合時は、下面パーツと仮組下状態で行うとやりやすかったです。

飛行状態での製作ですので、コックピットにはファントムから機種転換してきたパイロットに搭乗してもらいました。
また、干渉が心配なので、今回はしっかりとシートを削ったり、手を短くしたりして余裕を持って落ち着くよう現物合わせしたつもりです。
専用のパイロットでは無いので、サイドスティックにのっていなかったりするのですが、雰囲気重視で目をつぶっています。

2018年8月20日月曜日

Hasehawa 1/72 F-2A (完成)

やっと撮影が完了しましたので、日付を詐称してアップします。

コンパクトな機体と洋上迷彩でとてもカッコいいですね。
ファントムの無骨な感じが好きですが、近代的なF-2もイイ。

キットの方は、古い部類ですが意外と合いも良くてすんなりいきました。
ガンプラみたいにポリキャップを使った尾翼の取り付けも接着の難しいところなので良い感じ。その後のキットで採用されないのはなんでかな。
しかし、主脚などは組み立ては旧来の方法なので位置決めが難しい。
撮影の段で機体が少し傾いているのを発見してしまった。

あと、インストが小さいため字も小さくなっているのがちょっと見にくくて残念なところです。
彩色図もあるのだから、大判で入れてもらいたいところです。
まあ、お値段なりの良キットだと思います。

ディティールアップは歯ブラシの毛を使った放電索が良い感じになりました。
ピトー管などの金属線置き換えは相変わらず効果大。
それらに比べ、今回は高価なエッチングパーツをおごりましたが、費用対効果はちょっと微妙です。今後、買うことはないと思います。








今回の教訓は、インストが小さいこともあって塗装の塗り忘れが後で発覚して、苦労して追加塗装するということが多々ありました。
よって、

教訓
・組み立て手順は先に目を通すべし

まあ、基本として良く言われることですが、実際はなかなか・・・
だから、二機目はうまくいくという格言ができるのです。

動画へのリンク
https://youtu.be/NLHKBxYvkD4

2018年8月19日日曜日

Hasehawa 1/72 F-2A (その7)

夏休み最後の日に、どうにか完成に持ち込みました。

放電索は何色かわからなかったので、無難なグレーで筆塗りして、F-2は少し強めのつや消しのイメージなので、仕上げはC-183 スーパークリアグレートーンです。
少しグレーも添加して、なじませ効果も狙っています。

全体の艶調整が終わったら、キャノピーのマスキングを解いて久しぶりのコクピットとご対面です。
塗料の吹き込みなど無く、無事でした。


ライト類に筆塗りして、キャノピーを付けたら完成です。
先端のピトー管に洋白線を差し込もうとしたら、埋めておいた精密パイプがレドームの中に引っ込んでしまい、焦りましたがなんとかニッパーでつまんで救出して、洋白線をたたき込んでから再度差し込みました。
精密パイプの接着は要検討です。

無事よみがえったピトー管。


バックショットもカッコいいですね。

放電索はちょっと長すぎた感じです。


 いつものようにキャノピーの接着が難しかったです。


正式に写真を撮ったら完成とします。

2018年8月12日日曜日

Hasehawa 1/72 F-2A (その6)

更新が飛んだのは、暑くてバテていたわけで無く果敢にも炎天下で1/1スケールカーモデルのいじりをしていたからです。
久しぶりの新車は、まあいじりがいのある事・・・

さて、F-2の方も一応コツコツと進んでいまして、突起するところが特にないもので画像少なめであります。

塗装があらかた完了しましたので、小物類を取り付けていきます。
ランディングギアは、あいかわらず車軸がスカスカできっちり組み立てられません。
φ1.5のプラ丸棒でを真鍮線を埋めて接着して、車輪の奥までしっかり接着出来るようにしてみたのですが工作精度が悪く、効果は微妙です。
工法を一考する必要があります。

機体の方はパネルラインをマスキングして、クリアブラックを吹き付ける自衛隊機専用ウエザリングを施しましたが、F-15J程はF-2の補修塗装の跡は目立たないようです。もう少し、実機を観察したいところです。

その後、リアルタッチマーカーでウエザリングを入れてから吊るしモノを接着しました。

リアルタッチマーカーは便利ですけど、もう少しパネルラインに合う色のバリエーションがほしいところです。

吊るしモノはセメダインX2で接着していきましたが、この季節は湿度もあるからかあっという間に硬化してしまうので、使い辛いです。
接着の度に蓋をねじって、少し出して、蓋を閉めての繰り返し・・・
また、早い割には増槽が少し斜めになって接着されてしまうトラブルも有り、急遽真鍮線を打って取り付けるようにしました。

放電索はこのためだけに素材を購入するのも何かと思い、色々探していたのですが結局歯ブラシの毛になりました。
φ0.2くらいで丁度良い感じです。
黒色であればベストだったのですが、塗装が必要になるクリアです。

あらかじめφ0.3で穴を開けた場所にゼリー瞬着で植えていきました。
スタビレーターの間違い箇所の移設箇所は精密真鍮パイプで基部を製作しています。
この工作は、穴を開けるところで作業の90%が完了したようなモノで、植え付け自体は簡単です。
後ほど、長さを散髪してそろえてあげます。
 チクチクするし、合わせ目処理の邪魔になるので切り取った機首のAOAプローブはφ0.5洋白線で再現しました。
リューターの砥石で先をとんがらせましたので、こっちの方が更にチクチクする危険箇所になります。

ほぼ完成の見えてきたF-2Aです。
良い感じです。