2010年5月30日日曜日

1/72 VF-27γ Lucifer Valkyrie ルシファーブレラ機 の製作(その2)


 まずは、無難なペースで製作は進んでいますが今回も前回のアーマードの製作時から使用してる「ドライファーストルブ」が活躍しています。

 これはプラスチックにも使用できるというふれこみの速乾性潤滑剤なのですが、関節などはめ込みが固いところに吹いてから組み込むと楽にはめ込むことが出来ます。
 画像は、イメージ画像なのですがここはメサイヤバルキリーシリーズ組み立ての鬼門である肩関節ですね。
 オズマ機でねじ切ってしまった苦い経験の場所も、この「ドライファーストルブ」があれば楽々です。

なかなか店では見つからないのですが、ネットでも見つけにくいですね。

2010年5月22日土曜日

1/72 VF-27γ Lucifer Valkyrie ルシファーブレラ機 の製作(その1)

アーマードメサイヤに続き、ルシファーに着手しました。
さて、今度は何ヶ月かかるのか・・・

 

まずは、箱の厚みです。
アーマードを見てしまうと、さほどでもないですな。

 

中身に関しても、同じ感想です。
これなら、以外と早くできるかも。

 

今日は順調に機種まで仮組が完成しました。
仮組と言っても、ゲートカット処理とそこそこPL処理をしながら組み立てるので、結構時間がかかるのです。

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2010年5月19日水曜日

1/72 VF-25F アーマードメサイアバルキリー アルト機 の製作(完成)


3ヶ月の歳月を経て、やっと完成しました!いつも通りの全塗装の大作ですが、今回は特に大きな失敗もなく、時間なりの出来映えでないかと思っております。

セオリー通りに光沢面を保って塗装すれば、墨入れも楽なことも実感しました。

墨入れと言えば、新たな発見として拭き取りの時ににじむようであればコンパウンドで磨いてしまうのも、綺麗に拭き取るコツではないかという事がわかりました。

彩色の方は、あまり赤が目立ってしまうのもおかしいのでかなり彩度を落としてちょどトマトジュースくらいの濁った色にしてみたのですが、如何でしょうか。

その分、つや消しのオーバーコートは完全なつや消しで、白っぽくなるのも実感見を損ねるので、半光沢程度の微妙な艶にしています。

反応弾は光沢グロスにするなど、今回は艶表現もちょっと勉強したつもりです。


相変わらず、唯一の失敗らしい失敗と言えばデカールのソフターによる破れがありましたが、あらかたは削ぎ出しもうまくいったので、許容範囲でしょう。

これからは、もっとソフターは薄めて、剥がれ防止には木工ボンド水溶液を活用するようにします。

 

 

ほぼデカールの段差が目立たないと思います。

 

 

今回初めて使用した、真鍮パイプは如何でしょうか?易い真鍮パイプは肉厚が厚いので、少々高くても精密タイプを購入した方が良いことがわかりました。

股のアーマーにつけた、コトブキヤのマイナスモールドは効果的でいいですね。
サイドアーマーのマイナスリベットは塗料で埋まって、ダメでしたけれど・・・

 
アルトのアーマードと来れば次は想像通りの「あれ」です。
ちょっとお気楽なキットに行きたいのですが、頑張って勢いで続けます!



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2010年5月5日水曜日

1/72 VF-25F アーマードメサイアバルキリー アルト機 の製作(その6)

このゴールデンウィークでの完成を目指しましたが、この有様で後一歩で完成せずと言うところでした。

今回もラインなどほとんどの部分は塗装で再現していますので、デカール貼りはそれほど大した量ではありませんので、あともう少しで完成させられるでしょう。

もう作り始めて3ヶ月になるが、さすがに長すぎるかな~
まあ、価格相応、最後まで楽しませていただきましょう。

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2010年5月3日月曜日

彫る・Mr.Hobby ラインチゼル

スジボリ(スジ彫り)工具の裏本命です。

クレオスから発売されている、Mr.ラインチゼルという商品名で、0.3mmの刃幅で本体とセットで販売されているのですが、替え刃として0.3のほか、0.2、0.15、0.1mmとラインアップされています。

本体セットは結構なお値段がするのですが、替え刃だけのものは1000円以下とお安くなっています。
材質もBMCタガネとまでは行かないと思いますが、ちゃんと焼きを入れた鋼です。
その後、各社から同様のツールが発売されておりますが、いまだに最安値でお勧めです。

 


替え刃だけを購入しまして、取り出したのはインクがでないゲルインクのペンです。
出始めの時にうれしがって5本セットで購入したのですが、すべてインクが出ず、使い物にならない不良商品でした。
見せしめに商品名丸出しで!
 


そんなやつはこうしてくれるわ! ・・・バラバラです。
先端の芯はラジペンでつかんで、プラスチックのホルダーから抜いておきます。
 


で、替え刃を差し替えれば、見事!ピッタリです。
替え刃の直径は2mm。ゲルペンの芯もたまたま同じ2mmで目の付け所が良いですね。
(実はこの前に、BMCタガネのホルダーにしようとして、失敗したものを使い回しただけです)
 




再度組み立てれば、立派なスジボリツールの完成です。
キャップが出来るので、保管する時も便利です。


裏本命と銘打っただけに、これはいいです。
コストパフォーマンスだけでなく、BMCのラインナップにない0.1mm幅は飛行機モデルのスジボリには鋭くて最適ですね。

自作するのが面倒な人は、専用ホルダーを買ってでも入手するに値するツールです。
自作するのが面倒だけど、専用ホルダーは高いと思う場合はピンバイス状のものが色々ありますから、それらを流用するのもいいでしょう。


今までの試行錯誤より、やっと納得できる一品に出会えました。
結果として、手持ちはこんな事になってしまいました。

0.1  ラインチゼル
0.15 BMCタガネとラインチゼル
0.2  BMCタガネ
0.3  ラインチゼル
0.4  本家タガネ(特注)
0.5  本家タガネ(特注)
0.7  BMCタガネ
1.0  本家タガネ
1.5  本家タガネ



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彫る・BMCタガネ

スジボリ工具の本命、BMCタガネです。

 さて、本題の使用感ですが、さすがに本命だけあって切れ味、仕上がりとも最高です。
しかし、柄の長さが短いので力がかかりすぎないのは良いのですが、刃の向きを逆に持ち替えるため回転させたい時に軸径が細いため回し辛いです。
 小回りは捨てがたいので、ホルダーは使用していません。

また、刃幅の表示が小学生の持ち物みたいにテプラで表示されています。
すぐに剥がれてしまうと言うことはないのですが、結構なお値段なのでレーザー彫刻などで表示していただきたい物です。

スジ彫り用として使う、0.15、0.2mmに加え、
段付きモールドなど掻き取り用のノミとして使用する0.5、0.7mm。
マイナスモールド用の1.0、1.5mm。
スリットモールドの彫り直し用の0.3、0.4mmと気がつけばたいそうな本数を購入してしまいました。

購入する優先度としては、この順番かな。

以前は送料の問題で割高でしたが、メール便に対応していただけるようになったので卸元から直接購入すると、割安に購入することができるようになりました。
但し、BMCブランドと違って、サイズは0.2mmからのみで、テプラ表示と刃先の保護チューブが付属しません。

ご希望の方で購入されると良いでしょう。



 

 
【追記】
 卸元から直接購入できるモノはBMCタガネと同一の物と思っておりましたが、本来のタガネの形状であるため、刃先の裏側に微少な面取りが入っておりBMCタガネの向きでは滑って削れません。
 逆さまに持つと太いサイズでは削ることはできますが、少々使い勝手が異なります。

 特注すると面取りがない片刃の形状にすることは可能ですが、下の画像のような形状となり細くて折れやすそうな形状となります。

 使い勝手から言うと、やはりBMCタガネが模型用としては優れているように感じます。

上から、BMCタガネ、標準品(片切り)、特注品(面取りなし、片刃)



卸元Nozawaさんの超硬タガネ片切 0.2~1.9mm へのリンク

これだけ増えると保管方法が問題となってきますが、 MAKINO MRVロングパックケース MRV-08を購入してみました。
TAPケースより、本数が入る(10本)ので良い感じです。
本来φ8 のロングドリルをする物で、長さが余ってしまいますが、そちらは仕方が無いです。

私は他の買い物と合わせて、モノタローさんから購入しました。



さらにチューブなしの本数が増えたので、上の方に緩衝材をセットしてみました。

「追記」2018/07/15
このタガネケースと同様、スジボリ堂さんでリュータービットを入れるケースを見つけましたので、購入してみました。
直径の大きなビットは入りませんが、今まで整理していなかったものが綺麗に並べてしまうことが出来ました。
安いし、お勧めです。


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削る・サテライトツール ペンスクレーバー

■商品名:サテライトツール ペンスクレーバー
■メーカー:月世

溝の中をかき取る工具で、「0.5mm,」「1mm」「2mm」の3種類の先端幅のセットになります。
BMCタガネをそろえるのは、コストがかかるので試しに購入してみました。

使ってみた感じは、以外とよく掻き取れるというのが感想です。
溝の中の掻き出しのほか、凹モールドの逆エッジ部が甘いところの修正にも使えます。

しかし、材質がステンレスなので刃の角ばかりを使っているとだんだん丸くなって来ました。
欠けることがないので、初心者には良い感じがしますが寿命という点でも、やはりBMCタガネに比べると値段相応という感じでしょうか。

買って損はない一品です。

エッジが丸いので、やはりくっきりした溝は彫れないので使用をやめました。 (捨てました)
今は、タガネの1mm、1.5mm、平刀(2mm)を使用しています。