2013年9月29日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/J/S  ファイター (その1)

バンダイのVF-1が引き起こした、VF-1A三部作も最終回となりました。

最後は2000年発売のもっとも古いファイターのキットです。
A型、J型、S型のコンパチキットですが、もちろん作るはA型の”愛おぼ”仕様です。



ランナーの枚数は6枚+クリアーでハセガワの定番です。
作業がやりにくいので嫌いな白色なので、洗浄後、缶サフでグレーにしておきました。


工作の方もいつもの定番加工。翼の付け根に見える本体下部の穴をパテ埋め。
(パテ埋めしなくともこのキットには部品があることに後で気がついた・・・)


腕、ガンポットを接着して合わせ目消し。
パテ埋や、合わせ目の調整があるととたんにペースが落ちるんですな。


バックパックの側面にはマルイチのモールドがありませんので、壽屋のマルイチモールドφ4の平たい方を裏打ちしてから貼り付けました。
 
 
 また、吸気口はスリットが無い上に、底面に突き出ピンの跡が見えてがっくりな所ですので、開口してスリットを製作しました。

スリットはt0.3のプラ板とt1.0のプラ板を交互に接着して作りました。
拡大するとイビツだな。


先に黒を吹いた後、開口したインテークと合体。


本体と合体して完成です。
スリットの間隔が不揃いになってしまいましたが、肉眼では目立たないので、ちゃんと抜けているのでOKでしょう。


足部ノズルには変な加工都合の段差があるので、なだらかに削っておきました。

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2013年9月22日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/S バトロイド (完成 レビュー)

一眼で写真を撮って、完成です。

今回は更に製作期間が短く、1ヶ月と少しでしたね。
ほとんど素組みに近い加工だったことと、思った以上に良いキットで全く手がかからなかったことが理由だと思います。

その割にはなんだかスタイルがよく、VF-1ってこんなに格好良かったっけと思う秀作です。

いわゆるモナカキットなんだけど、モールドが繊細で目で見るキットとしてガンプラとは違う楽しみ方を提案してくれる物だと思いました。

値段が安いこともイイね。


と、言うことで失敗も特にありませんでしたが、

今回の格言。
・仮組で塗装するところを確認すべし。
  ・・・肩の塗り残しがひどかったので、
・要所の接着は完璧に補強すべし。
  ・・・インテークパーツ、太ももパーツが割れたので、
・デカールの貼る位置と内容は良く確認すべし。
  ・・・機番とベントラルフィンの機番貼り付け場所を間違えたので、

以上


 
 



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2013年9月17日火曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/S バトロイド (その5.5)

再度分解して、仕上げを行います。
 
分解するときに股関節から足を取り外そうとしたらつまんだエアインテークの接着面が割れました。
また、太もものポリキャップを挟んでいる部品も割れて抜け出てしまいました。 (;_;)
 
このキットはこの足の接合部が問題の様です。
 
仕方が無いので、再度接着して裏側からもアルテコ(瞬着パテ)で補強しておきました。
(補強にはアルテコが最強です)
 
おかげで塗装もやり直しになってしまいましたが、太ももの合わせ目のできが良くなかったのでまあ仕上がり向上としてあきらめましょう。
 
あと、組み立てて判明した機種後端(襟元)や背のブレードアンテナ裏をちゃんと塗装と墨入れをおこなっておきました。
ブレードアンテナ裏に付く丸いパーツはなんだかわかりませんが、せっかく見えるのにホワイトというのも芸が無いので薄いグリーンで塗ってみました。
茶色と迷ったが、ちょっと変かな。
 
最後にそもそもの目的のクリアーパーツに簡単にマスキングをしたら、ばらした状態でスーパークリアーグレートーンを薄めに吹いて艶をなじませました。
 
あと、ジャーマングレーでエッジにチッピングを入れてみました。
過去、筆でするとうまく出来ませんでしたが、今回は爪楊枝で入れたらそれっぽくなりました。
 
 
股関節軸が目立ちますので、塗装したエナメル線を巻いてそれらしくしてみました。
 
 
組み立て時も割ってしまいそうなので、空洞となっているのが問題と考え、丸めた紙を詰めた状態で足を股関節にはめ込んでみました。
うまくいったつもりだったが、右足のエアインテークにヒビが入っていました。悲しい。
 
 
塗装ついでに、組む予定をしていなかったS型、J型の頭部も組み立ててみました。S型は実はクリアーパーツが後は目出来ない大きさであったため削って入れるのに苦労しました。
苦労した割にやっぱりS型はかっこ悪い。
J型はそれ並みのデザインでしょうか。

 
 
せっかくなのでJ型で撮影!
 
 
チッピングのできばえはいかがでしょうか。
ちなみに設定では機番を間違えているそうです。
考えれば001の訳が無い、正解は011。


台風一過の晴天なので外に連れ出しました。
かえって背景を塗りつぶしただけのようだ・・・


クリアーパーツの奥にモールドがあるのが良いですね。
 
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2013年9月15日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/S バトロイド (その5)

五回目の更新にて完成となりました。

早いのはいいけれど、その理由は何もいじっていないからなんですよね。いわゆる素組み。
肩のライトぐらいは点灯させようかと思ったけれど、気が乗らないので手を入れなかったし・・・

さて、今週の作業はクリアーでデカールをオーバーコートしたので墨入れです。
まあ、これとておきまりの作業なので特に語ることはありません。

ホワイトのところはどぎつくならないようにグレーを使用しています。
拭き取りはシャープにしたいところは、デカールの研ぎ出し効果も兼ねて、スポンジヤスリのマイクロファインで水削ぎしてみました。



部品を組み合わせて、機種に本体をスポッとスライドして入れると完成です。


上板で隠れる場所と思っていたのですが、胸部の端部が上端面になることが判明したのでマスキングして塗り直しです。

実は今回は仮組を省略したので、構成がよくわかっていないのです。 (^_^;)
あと注意しなければいけないのは、機種の後端部です。
ここも実は襟元として、ディティールを構成するパーツとなっていました。

隠れて見えないだろうと思っていたところが、意外とあちらこちらから見えてしまうのでした。


とりあえず完成です。
もう少し、調整した上で少しテカリを抑えて仕上げる予定です。


うーん。意外とかっこいいい。
 
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2013年9月8日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/S バトロイド (その4)

今週は小さい部分の塗装とデカール貼りを行っていました。

デカールはいつもの三兄弟を使用して貼り付けます。
また、今回は新入りタミヤのデカールピンセットも使用しています。

三兄弟は小さいデカールは糊が流れてしまうので、デカールフィクサーを使用。
モールドになじませたいところはマークセッターを使った上に、マークソフターを使っています。



こんなところはマークセッター+マークソフターでモールドになじませます。


キャノピーも球面なのでスカルマークがシワが出てなじまないのでソフターの出番です。
このキットのデカールはソフターが効きやすく、すぐに溶けるので要注意です。

尚、このスカルマークは二枚の貼り重ねとなるので、下側の上に一旦クリアコートをして上側を貼るときのソフターの影響を遮断します。


こんな感じできれいに貼れました。


後はいよいよ塗り残し部分を仕上げたら、組み立てです。
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2013年9月1日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1A/S バトロイド (その3)

塗装を進めています。

まず、全体に調色したホワイトをべた塗りし、それからパネルラインに沿ってシャドーを細吹きします。
それからパネルの中央部分にハイライトとシャドーのはみ出し修正を兼ねて、もういちどホワイトを重ねます。

今回はべた塗りを最初に行ったので、サーフェイサーのグレーを覆うのは効率的だったのですが、やはりシャドー吹きの後のハイライト入れで、どうしてもく色が暗くなってしまうのでその工程で時間がかかってしまいました。

パネルラインに陰影を入れるのは本当に加減が難しいですね。



明けて、本日も天気が崩れず快晴であったのでマスキング塗装に入りました。
明日からはさすがに天気が崩れそうなので、一日掛けて一気にやってしまいました。

デカールを極力使わないいつもの塗装なので、かなりの工数がかかります。
基本的には前作と同じパターンなので、塗り分けの順序がわかっているのと色数も、黒と赤の二色だけなのでサクサクと進めます。


マスキングには大量のマスキングテープを使用しますが、大きく覆うところは大きめに切り出して使うとはがした後、再利用しやすくなるのでそのようにしています。
粘着力が落ちるので、再利用時にははがしやすくなるというメリットもあります。

あくまで大きく覆うところ限定ですが、エコです。


ミスも無くきれいに塗り分けられました。
ちょっとブラックは濃度が濃すぎたのかがさついてしまいましたが、リカバリーできるでしょう。
 
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