番外編で、動力パイプの作り方です。
このキットもご多分にも漏れず動力パイプは割面の関係から、モールドが斜めになってしまっている一体の動力パイプなのですが、そのディティールアップと腰を可動式にしたためにランドセルとの接合をフレキシブルにするために自作してみました。
まず、パイプの材料ですが画像の外径3mm、内径2mmのパイプを百均のパイプカッターで輪切りにします。
輪切りの厚みが一定になるように、パイプカッターに端面を合わせる治具をプラ板で組んで貼り付けてあります。カットする厚みは約3mmくらい。出来合の寸法です。
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こんな感じで量産します。
無くしてしまう分もあるでしょうから多めに作っておきましょう。
パイプカッターのカットでは端面にカエリが出来てしまうので、プラ板に3mmの穴を開けた治具にセットして、端面を数個いっぺんにヤスリがけすると共に、スポンジヤスリでちょっとエッジを落としておきました。
2mm径の丸棒に通して塗装をしたら、本体への取り付けです。
取り付けは0.8mmの真鍮線を埋めこみ、それに外径2mmのスプリングを入れて、そこに動力パイプを入れることになります。
真鍮線はなるべく強度を考えて左右貫通させたり、しっかり埋めこむようにすると共に、希望の形状にスプリングが曲がるように誘導する形にします。このあたりはスプリングの長さも含めて試行錯誤ですね。
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今回は初めての作成だったので、試行錯誤するうちに埋めこんだ部分が割れたり、もげたりと大変でした。
完成の図。頭のパイプは力量不足で、特徴的なパイプのうねりを再現できませんでした。ランドセルへの取り回しは、腰の可動範囲がごくわずかだったこともあり、問題なく 目的通りにフレキシブルに繋ぐことが出来ました。
苦労しただけ合って、さすがにそれなりの見栄えですね。
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