2015年1月25日日曜日

バンダイ 1/200 デストロイド モンスター (その7)

今週は手のミサイルランチャの表面処理です。

貼り合わせて、合わせ目は執着で処理。


先端の斜めモールドは型割の問題で、溝が斜めに広くなってしまっているので真っ直ぐに切断したプラシートを接着して、広くなった側を埋めまして、


ゴリゴリヤスって成形し直しました。


こんな感じで、合わせ目処理をした第二陣の部品たちを捨てサフ。


もう一度、合わせ目、モールとの見直しをします。
この面処理が覚悟していましたが本当に面倒です。

特に旧キットとはいえ、合いどころでは無く、左右のパーツの形状が対称形状になっていないというのはどういうことなんでしょうね。(特に足パーツ)

合いは成形上、仕方が無いかなーと思いますが、左右の形状違いは型加工の問題ですので同理由による物か不可解です。

まさか、昔は手作業、目見当で加工していたのかな。

2015年1月18日日曜日

バンダイ 1/200 デストロイド モンスター (その6)

ブログの構成上、取り貯めていました。
実際の作業は、あっちこっちやっています。結構、まじめに作業しているペースです。

まず、腕部の製作ですがこの部分の合いが悪いのと、プラ関節なので関節のへたりが心配なので何とかしなければなりません。

まず肩部分の関節は切り飛ばして、4mmプラ棒を軸として、軸受けにはガンプラ残りのポリ部品を使用しました。

固定はエポパテを使用します。

ミサイルランチャーの付け根もへたり防止と、最後に組み込めるようにポリキャップを使用した構成にしました。
3mmプラ棒を腕の部品に植えて、基部の出っ張りを削ります。
ミサイルランチャー側は、ガンプラ残りのポリ部品(外径が5mm)を、回らないように突起部がはまるように切り欠いたwaveの7mmプラパイプ肉厚にはめて、それを円盤状に切り出したプラ板に貼り付け、さらに本体に接着して軸受けとしました。

プラパイプのおしりが反対側の壁にちょうど当たるようにすると、差し込む時に強度の不安がありません。

ガンプラ残りのポリ部品って結構取っておくと役に立つね。



こんな感じで完成しました。
腕部にはモールドを追加しました。

この腕、なぜか左右で端部のパーツの形が違うのが気にかかります。
(片方が丸、片方が角)


合いが悪かった肩の部分は、分割位置を変えてパテ盛り修正を行っています。


コックピットは窓が変な形状になっていますので、抜けていないところはちゃんと抜いて、クリアーのプラを入れました。、

こんな感じで適当な形で透明ランナーを削ったものを接着して、


リューターのカッティングディスクで不要部分をあらかた切断した後に、ヤスリで整えて完成です。





脚部にはwaveのプラサポを使って、BJ-06のボールジョイントを組み込みました。

高さを合わせるために5mm角プラ棒で下駄を作って、フロアを作っています。
可動域を広げるために開口部を広げたために中がのぞいてしまいますので、手元にあったVF-1Sの頭部パルス砲を半分に切って、シリンダーアクチュエーターに見せています。

 


脚部の根元は先人に習い、壽屋のバーニヤ中サイズを一番下の筋で輪切りにして本体のボールジョイントを埋め込んだ部分に貼り付けています。

貼り付ける位置は穴の中央では無く、がに股に開くポーズを前提として後方斜め上に偏心させた位置としています。





2015年1月4日日曜日

精密のこぎり あれこれ

 ちまたでは"職人堅気 ハイパーカットソー"が有名ですが、いかんせんお高いので躊躇してタミヤのエッチングソーを愛用しているのですが、ガシガシ切るような場合では刃がすぐになまってしまうので、こちらも躊躇してしまいます。

 今回のデストロイド・モンスターの製作では手直し箇所が多いのでガシガシ切る用としてタミヤの"薄刃クラフトのこ" と "カッターのこ II" を購入してみました。


 mazonにはストレスフリーなる包装形態の物があるのですが、口コミの通り"カッターのこ II"はストレスフルな包装で、手を切りそうで力ずくでは出来ないですし取り出すまで相当な時間を要してしまいました。


手元にあった20数年前のピラニアソーと並べた図。



  薄刃クラフトのこはOLFAと異なり専用のt0.25の薄刃を採用しているということで期待していたのですが、現物を見ると(通販なので現物を見て購入していない)刃のピッチが大きくアサリが取られているので薄刃というようなイメージの物とは異なりました。

 厚みt0.25も刃のピッチP1.0も結局、持っていたピラニアソーと同じでした。(ノギスの精度で正確に測れず)
 がっくりです。

 <こちら薄刃クラフトのこ>


<こちらピラニアソー>



 アサリはガシガシ切る用としては刃の通りが良くなるので、合っても良いのですがせめてピッチはもう少し小さいのを期待したのですがね。
 ちなみにエッチングソーはP0.5で、これくらいですと引っかかりはあまり感じません。

 のこの刃のピッチは規格の様な物があるようで、1寸36枚目のピッチ0.84の方がまだマシであったのかもしれません。

 ちなみに "カッターのこ II"の刃も、"薄刃クラフトのこ"と大体同じ仕様のようです。



ちなみに刃がなまって使っていなかったのですが”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"は刃の厚みこそt0.3なのですが、ピッチに至ってはピッチ:52歯/インチと、P0.49とエッチングソー並みです。 

もしかして、 ガシガシ切る用 コスパ最強ノコは、”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"なのだったのかもしれません。 





【追記】
 ”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"を購入しました。
手持ちの物は made in USAでしたが、到着した新しい物は中国製に変わっておりました。

もうなんでも中国生産ですね。

刃も押し切りになっていますし、ピッチは狭いけれど目立ては雑なような気がしますが、切削感はこれからテストとなります。

バンダイ 1/200 デストロイド モンスター (その5)

とにかく寒いためかパテ、接着剤の効果反応速度が遅くて時間を食っています。

ここで焦っては失敗の元なので、十分時間を掛けて進めています。

先日のディティールアップ箇所は瞬着追加の上、カッターで手直し成形を行いましたので、画像を追加します。

2015年1月1日木曜日

バンダイ 1/200 デストロイド モンスター (その4)


今年もどこにも出かける予定がありませんので、新年早速の作業開始です。

今日の作業は、細かなディティールアップです。
定番の、本体後部側面のでこぼこモールドを角0.5プラ棒で表現。

抜きの関係で、側面だけのモールドになっているエラ部分の上下面にもt0.3プラ板で、フィンを追加しておきます。

脚部はメンテナンスハッチのモールドをスジ彫りし、パネルフックをt0.15プラ板の小片で追加しました。


こんな、ちまちましたモールドで、ディチールアップ効果はあるのでしょうか。

金属ヤスリ あれこれ

ガッツリ削るのに便利な金属ヤスリ。

今まで奮発して購入したタミヤの"クラフトヤスリPRO"を愛用しておりましたが、滑って全然切れなくなってしまったので、一線を退き荒いペーパーヤスリにその座を明け渡しておりました。





道具は一生物と、奮発したわけですがよく考えればヤスリは刃物なので、寿命があり、消耗品と言うことなのでしょうか。

切削面が美しく仕上がるチップブレーカーという斜めに入った溝により、かえって面圧が上がってガッツリ削る用途には寿命を縮める結果になったのかもしれません。

このヤスリ、耐久性無しです。

で、代替え品として購入したのがこちらスジ彫り堂の”2代目鬼斬(おにぎり)”です。
こちらは 奮発した"クラフトヤスリPRO"よりさらに高くてとても手が出る代物でありませんでしたが、キズものアウトレットで半額にて売り出されていたので購入しました。

引っかかりは大きいですが、確かに評判通りガッツリ削れるので目的には合致していると思います。

キズも使っているうちに見えなくなってしまいました。



あとは耐久性ですが、これがすぐに駄目になってしまうと悲しいですが、見守って行きます。

最後に金属ヤスリですが、ガッツリ系で無く精密仕上げ用の愛用品。
魚地球印の広島ヤスリの精密ヤスリ(油目)8本組みです。

こちらはペーパーヤスリが入らないような場所の削り、仕上げ用途に使いますが、とにかく目が小さいので細目のようにひっかかりがなく、スムーズにヤスリがけすることが出来ます。

その上、切削性はペーパーヤスリ並にあるので、たいへん有効な物です。
あまり力を入れる物では無いので、寿命も気にしなくていいようなので仕上げようには是非用意しておきたい物です。









【追記】
 "クラフトヤスリPRO"の後継をいろいろ考えたのですが、コスパを考えた結果リピートとなりました。


こちらはいつの間にか中国製と言うことは無く、日本製のままで一安心。
刃の部分は変更が内容ですが、取っ手のエラストマー部分が少々変わっているようです。

今度はさびないように気をつけて使用したいと思います。