2015年1月4日日曜日

精密のこぎり あれこれ

 ちまたでは"職人堅気 ハイパーカットソー"が有名ですが、いかんせんお高いので躊躇してタミヤのエッチングソーを愛用しているのですが、ガシガシ切るような場合では刃がすぐになまってしまうので、こちらも躊躇してしまいます。

 今回のデストロイド・モンスターの製作では手直し箇所が多いのでガシガシ切る用としてタミヤの"薄刃クラフトのこ" と "カッターのこ II" を購入してみました。


 mazonにはストレスフリーなる包装形態の物があるのですが、口コミの通り"カッターのこ II"はストレスフルな包装で、手を切りそうで力ずくでは出来ないですし取り出すまで相当な時間を要してしまいました。


手元にあった20数年前のピラニアソーと並べた図。



  薄刃クラフトのこはOLFAと異なり専用のt0.25の薄刃を採用しているということで期待していたのですが、現物を見ると(通販なので現物を見て購入していない)刃のピッチが大きくアサリが取られているので薄刃というようなイメージの物とは異なりました。

 厚みt0.25も刃のピッチP1.0も結局、持っていたピラニアソーと同じでした。(ノギスの精度で正確に測れず)
 がっくりです。

 <こちら薄刃クラフトのこ>


<こちらピラニアソー>



 アサリはガシガシ切る用としては刃の通りが良くなるので、合っても良いのですがせめてピッチはもう少し小さいのを期待したのですがね。
 ちなみにエッチングソーはP0.5で、これくらいですと引っかかりはあまり感じません。

 のこの刃のピッチは規格の様な物があるようで、1寸36枚目のピッチ0.84の方がまだマシであったのかもしれません。

 ちなみに "カッターのこ II"の刃も、"薄刃クラフトのこ"と大体同じ仕様のようです。



ちなみに刃がなまって使っていなかったのですが”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"は刃の厚みこそt0.3なのですが、ピッチに至ってはピッチ:52歯/インチと、P0.49とエッチングソー並みです。 

もしかして、 ガシガシ切る用 コスパ最強ノコは、”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"なのだったのかもしれません。 





【追記】
 ”X-ACTO(エグザクト) ミニ鋸刃(エクストラファイン) X239"を購入しました。
手持ちの物は made in USAでしたが、到着した新しい物は中国製に変わっておりました。

もうなんでも中国生産ですね。

刃も押し切りになっていますし、ピッチは狭いけれど目立ては雑なような気がしますが、切削感はこれからテストとなります。

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