2017年1月16日月曜日

超音波洗浄機でパーツ洗浄

表面処理に続いて面倒なのが、その処理後に行うパーツ洗浄です。
特にこの季節は寒いので、一つ一つブラッシングして洗浄するのはかなりの苦痛であります。

そこで今回、思い切って導入したのが前から気になっていた超音波洗浄機であります。
まあ、思い立った時に買うのが吉でしょうな。

選定したのは下記の機種で、お値段も安くメーカー的には気に入っているリューターのメーカーでもありますので、まあモノは安心かと。


・洗浄槽内容量 約550ml
・洗浄槽寸法 幅(最大)14cm×奥行(最大)12cm×高さ4cm 

・発振周波数:43kHz
・消費電力:35W
・保証期間:6ヶ月

意外と小さな箱です。

 開けても思ったより小さい。形から炊飯器を想像してしまって小さく思えるのかもしれません。
まあ、CDの16センチ ディスクがギリギリ入る大きさと言うことですからそんなサイズです。

でも、HGのパーツなら余裕ですべて入ります。
下の画像がエクシアのパーツをすべて入れた状態です。

かごの目が角っこが粗くなっているため、小さなパーツは下に落ちてしまいますので目の細かい内かごを用意すると良いでしょう。


中性洗剤を少し入れて(入れすぎた)スイッチを押すと小さな音がします。
思ったより小さいのと見た目で何も変化が生じなかったので、これは使い物にならないモノを買ってしまったなと嫌な予感と、オク出しを想像してしまいます。


かごを3分で自動でスイッチが切れますので、かごを上げてパーツたちは目の細かいいつものステンレスざるの中でシャワー洗浄をしました。

洗浄器のそこにはカスが残っていました。
超音波の共振点で貯まったのか、単にかごの目の位置なのかもしれません。


で、お待たせのパーツ洗浄評価です。
こちら、洗浄前のパーツです。

スジ彫り説明用にスジに削りカスが詰まったままの状態で洗浄してみました。


こちら洗浄後。
ビックリするぐらいに予想に反して綺麗になりました。
気がつかなかった表面処理の削り残しも明らかになってしまいました。 (^_^;)


ブラッシングでは落ちなかった様な所もすべて綺麗になっており、 超音波洗浄機侮りがたしです。

調子に乗って、一般的な腕時計のバンドと、ひげそりを洗浄してみましたがこちらは今ひとつでした。

ネットで超音波洗浄機の評価は二分しておりますが、私は今回の結果を見る限りプラモデルの洗浄に限って言えば良いと思います。パーツ洗浄が相当楽になりました。

やはり、このクラスの発信器ではパワー不足で汚れを落とすまでには至らないのではないかと思います。
ましてやアルミ箔を砕くなんてとても無理な話なんでしょうね。

浴槽も大きく、プラの洗浄には安心なパワーと価格でありますので、お勧めです。



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