2017年7月30日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25F Super Messiah アルト機 (その1)

さて、今回の製作は前回のVF-25Sに引き続き、Super Messiah アルト機になります。
 スーパーパックで覆われても支障が無いデザインのアルト機で行きます。

ノーマルに比べるとずいぶんと箱の厚みが大きくなっております。


中身はこのようにスーパーパックのランナーだけでかなりの枚数になっているからです。
発売を期待しているアーマードでは更に部品が増えるので、どんな箱になってしまうのかと思いますが、是非発売して頂きたいものです。

一つ気になるのは、結構使用しないパーツが多いことです。
Cランナーなんて、1枚から主脚格納庫の底板2つしか使わないという、無駄な設計です。
ハセガワさん。どういう考えなのでしょうか。
色が違っても良いので、他のランナーに入れるべきでしょう。


今回は飛行状態で製作することにします。
各ギアハッチはクローズ状態のパーツを接着しますが、いつものように面一とはなりません。

後方の段差が大きいのでハッチにプラ片を瞬着で仮止めして落ち込まないようにストッパーとして機体に接着しました。

前方は引っかかりがあるので大丈夫だろうと考えていたのですが、接着すると前方も気になるほどの段差が生じてしまいました。

横着せず、両方処置しておくべきでした。


尚、こちらも後で気がついたのですが、横の部分もスキマが出来てしまうので格納庫の底板をくり抜いて裏側から瞬着パテを流して、接着を兼ねてふさいでおきました。
この処置も最初から穴を開けておくべきでした。


主脚の方もスキマが出来ますので、瞬着パテを入れます。
こちらは裏側からアクセスできないので表面から盛りました。

ハセガワの3D合わせ部の精度はまだまだダメですな。


硬化したら、余分なパテはMr.ポリッシャーPROで削り取ります。
小さな面の研磨作業は手動ではストロークが少ないと、時間がかかってしまいますのでそういう所はこの道具が活躍します。


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GSIクレオス GT07 Mr.ポリッシャーPRO軽作業用(ZV23845)
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しかしこの道具は見てわかるように電動歯ブラシです。

回転運動するタイプの電動歯ブラシを買ってきて、毛をむしり取って丸く打ち抜いたペーパーを取り付けると同じような道具が出来ます。

トルクもちょっと弱い気がするので、電動歯ブラシを流用するのがベターでしょう。
ヘッドを変えて、本来のお仕事と掛け持ちするとさらに得した感じになると思います。

くれぐれも間違えてペーパーで歯を磨かないように。

2017年7月23日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機 (完成)

モチベーションが復活すること無く完成となりました。

先日接着した足部エンジンブロックがよく見るとインテークの所に大きな隙間が空いていることに気がついたので、冷や冷やしながら無理矢理再度接着を剥がして組み直しています。

接合の為のダボがうまく奥まで入らないことが原因のようなので、ピンを切り飛ばして再度接着組み立てしてしました。

合いの良いキットだからと言って、確認を怠ると失敗しますね。

最後に苦手なオズマさんのフィギュアを塗装したら、機体側も最後の つや消しと、デカールのなじみをとるため、ちょっとグレーを加えたフラットクリアを吹いて、全体の艶調整をしたら完成です。

完成したと思って、写真撮影まで済ませたのによく見ると機種のセンサー部のパーツを接着していなかったことに気がつき、撮影からやり直しです。 ガックリ。
最後まで気が抜けない。

では、完成写真を。




我ながら綺麗にまとまりました。
現用機にありそうなグレーのカラーリングも渋くて良いですね。
デカールを使った前作のVF-25Fに比べ塗装でカラーリングした点もグットです。

只、隊長機として一番目立たないカラーリングというのは小心者の感じもします。





バンダイのVF-25Sを製作した時は、スーパーパック付きであったためせっかくのパーソナルマークが隠れてしまったので、ノーマル状態のVF-25S・オズマ機を作るのが目的でありました。

まずは目的達成という所です。


では、さっそく太り気味のオズマさんに搭乗してもらいましょう。


無事、つっかえずに搭乗なさいました。



最後にLED点灯です。

給電コネクターはこのようにふくらはぎのパーツを着脱して、斜めに突き刺します。


ちょっとパネルとの距離が近すぎて、明るくなりすぎたディスプレイ。

側面のコーションランプもオレンジ色に綺麗に発光しました。
光量は光学繊維の導光なのでそれなりです。


エンジンノズルの発光はピンク色でテカテカです。
クリアレジンで作成したモールドもまずまずでした。











今回の教訓

・接着前には接合を再確認すべし

では、また。

2017年7月16日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機 (その7)

組み立てに入り、完成が見えてきました。

今週も暑さのためモチベーションが上がらず、少ししか進んでいません。
デカールが十分乾いてから(暑いのですぐに乾いたと思います)クリアコートし、軽くデカールを研ぎ出しして表面のなじみをよくしました。

そして、最終の墨入れを行いました。
機体色がグレーなので、いつもより暗いグレーで行っています。

で、ドキドキのハンダで敗戦処理をした後、足を本体に接合。
その他、順次組み立てていきました。


組み立ての際はドロドロの方のタミヤセメントを使用していますが、接着面の塗装を剥がして接着強度を確保すると同時に、この接着剤はムニュ着しなくても塗布してしばらく置いてから再塗布して表面を十分に溶かした後、最終的にもちょっと乾き気味の状態で接合するとはみ出しせず、粘度によりすぐに貼り合わせが保持できるのでそのようにして使用するのがコツです。

長く使ってきた接着剤ですがやっとこなれてきた感じです。

そのコツで接着組み立てを進めていくと、このキットは古いキットと違って各パーツの貼り合わせが考慮された設計になっていますので、ストレス無くどんどん組み立てが進みます。

先に下面部の作業を行いましたので、接着が乾燥してから上面部の作業に移ることにします。


2017年7月9日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機 (その6)

デカールを貼り終えました。

7月に入ってから急に暑くなって製作のモチベーションダダ下がりです。
なんとかキットの箱を開けると手は進むのですが、開けるまでが特に平日はおっくうでだらだらとした時間を過ごしてしまいます。

デカール貼りの前に、頭部を組み立てたのです、塗装済みのパーツを面を出して接着しなければならないのでこの工程がちょっと難しかったです。
これならいっそ組み立てた状態で塗装を初めて、マスキングで仕上げた方が良かったかもしれません。

その後、モールドに黒を入れる部分にエナメル塗料で筆差ししておきました。

デカール貼りの方は特に問題なく進みました。
今回、ネット動画を見てやり方を知りました、つながったデカールの張り方をちょこっと練習がてら試してみましたが、この方法も使えることを実感しました。

方法は普通につながったまま貼り付けて、半乾きの時に新品のデザインナイフで不要部分を貼り付けた状態でカットして不要部分だけををつまようじでつついて剥がすというモノです。

刃の当て加減が難しいですが、軽く当てるぐらいの感じで大丈夫です。
塗装面に傷がついてもクリアコートの工程で綺麗に修復されると思います。


今回の目玉である背面のパーソナルサイン。
三分割してあるおかげで綺麗に貼ることが出来ました。

ちょっと色が浮いているので、仕上げ時にトーンを落とさないといけないですね。




2017年7月2日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機 (その5)

やっと塗装が一通り完成しました。
塗装には不適な梅雨時期ですが、雨が少なくて助かったような感じです。

今回マスキングの手順を撮影しましたので、アップします。

透明プラ板にデカール台紙をマスキングテープで貼り付けて、型が取れる即席カッティングシートにします。

その上にマスキングテープを貼ったら、ちょっと透かしても見にくいので当たりを取るためにけがき針でアウトラインをけがいて行きます。

この際、ラインは延長線上もけがきます。
これによって、次のカッターで切る時の助けになります。


次に、けがきラインも参考にしてカッターを入れていきます。
屈曲部は凸部はオーバーランして確実に切り離して、エッジも効かせます。
反対に、凹部はなるべく刃を離さないでコーナー部も一発出来るようにすると切り残しが出にくく、結果としてうまくカット出来ると思います。


後はインストをよく見てパネルラインを目安に貼り付けていけばマスキング完了です。


反対側の写真になってしまいましたが、完成状態です。


機首部分など面倒な箇所がありますが他の部分も同じようにマスキングして塗り分けていきました。


塗装完成の図です。
これで来週はデカール貼りに進めることが出来ます。


デカール貼りのためにグロスのクリアコートしてあります。
ちょっとブツってますが問題ないレベルでしょう。