さて、次のお題はハセガワの今年の新作からVF-11B SHUNDERBOLT です。
前回のイーグルで少々疲れてしまったので、軽く出来るキットでと言う選択です。
さすがに新作とあってバリも少なく、綺麗に成形できています。
組み立てやすいようにPL割も工夫がされている感じです。
まずはいつものムニュ着をするものからと言うことで、ガンポットの接着です。
次はインストの順番に戻って、パイロットとコクピットの組み立てです。
コクピットも各部の合わせがいいので調整無くすいすいと組めます。シート内側側面の押し出しピンの後が気になりますが、どうせパイロットを乗せると見えなくなるので、今回のお気楽コンセプトでパテ埋めは省略します。
2011年10月31日月曜日
2011年10月29日土曜日
1/72 Hasegawa F-15J EAGLE (Finish)
写真撮影を行いました。
写真撮影に当たって、同じハセガワのアクセサリを組んでみました。
今回の感想は久しぶりのエアモデルで設計もちょっと古い物だったので、少々手こずる所もありました。
合わないキャノピーと見にくいインストはどうにかならないものでしょうかね。
見にくいインストのおかげで前脚に取り付けるライトの位置は最後の最後に間違えていることに気がつきましたよ。
1.塗装
テクニックとしては、自衛隊機独特の汚れの塗装表現など勉強になりました。コクピットの塗装もアクリルとエナメルの使い分けでうまく行った方だと思います。
一時はどうなるかと思いましたが、エンジン付近の無塗装部分はなんとか仕上げることが出来ました。最初から全体を考えて、どの程度の汚し具合で仕上げるのかを考えておかなくてはバランスを取れなくなることがわかりました。バランスは単体で飾る場合はきれいめが一般的ですが、ジオラマ的に仕上げるならば徹底的に汚すというのも有りでしょう。
今回汚し塗装の関係で、塗装手順はかなりの階層となっておりその順番も初めてな物でずいぶん悩みました。問題は特になかったので、今回の手順で良かったと思います。
塗装手順
(1)サフ1000番
(2)基本色ライトグレー全体塗装
(3)迷彩部グレー(φ0.3エアブラシでフリーハンド)
(4)マスキングし、無塗装部へシルバー。
(5)パネルラインでマスキングしてダーククリアーオレンジをパネル吹き。
(6)全体クリアー(光沢)コート
(7)墨入れ(エナメル)
(8)マスキング後、ブラック(エナメル・光沢)でパネル再塗装部の汚れ表現。主翼上面の黒シミ表現。
(9)デカール貼り付け
(10)キャノピーをスモーク、全体をクリアー(光沢)コートし、軽く研ぎ出し。
(11)キャノピーをマスキングして、半光沢スモークで仕上げ吹き。
(12)コーン先端、翼端灯などの小物塗装
*途中工程で適時、スポンジヤスリ(ウルトラファイン程度)でざらつきを除去
2.組み立て
エアインテークはエンジンのズルの中も丁寧に作りましたが、組み上げると全然見えなくて自己満足の長物となりました。
今回の最大の後悔はやはり、翼を付ける基部の裏打ちを行わなかったことですね。裏打ちがないので着脱可能としている尾翼の固定は少々心許ないです。
燃料タンクがムニュ着後、真円に削れなかったことはまだまだ修行不足という所です。
キャノピーは合わせが悪いので、オープンとクローズの両立は困難です。
コクピットも見えるようになりますので、手っ取り早いオープン固定がお奨めです。
そうそう、誰もがやるのではないかというバルカン砲部分の組み込み忘れですが、突起を削り取ることによって少々接着がアクロバチックですが、本隊接着後に後付け可能となります。
結果的に、合わせ目消しをした後組み込むことが出来て結果オーライです。(でも、ほとんど見えない)
悔いの無いように仕上げにはこだわって組み上げましたが、組み上げるとそれほど実感がないというのが何とも模型の完成度はマイナス査定という悲しさがあります。
教訓
・翼を付ける基部の裏打ちはあらかじめ行い、真鍮線を埋むべし。
・インストに頼らず、他の資料も参考にすべし。
・汚しは全体をまず考えるべし。
・透明部品のライトはシルバーで下地をすべし。
1/72 ハセガワ プラモデルE帯 F-15J 航空自衛隊 |
ハセガワ E121/72 F-15J イーグル(オツ線)"航空自衛隊" |
2011年10月22日土曜日
1/72 Hasegawa F-15J EAGLE (vol.13)
最終仕上げで小物を組み付けていきます。
ランディングギア関係はとても部品がか細く、どこに接着したらいいのかわからないので苦労します。
こういう所はエポキシ接着剤(高速硬化タイプ)を使うと隙間があっても接着できるし、適度な粘度で仮止め性もあるし、何よりも樹脂、塗装を痛めないので失敗してもやり直せるので好都合です。
車輪は軸に対して真っ直ぐ接着するとかなりハの字に開いてしまうので、ちょと角度を付けて接着する必要がありました。
無塗装部の仕上がりです。
ちょっと参考に下画像が汚すぎたために、塗装部とのバランスが悪くなってしまいました。
焼け表現含めて、微妙な仕上がりです。
ハイ、やっと完成です。
キャノピーの合いはすこぶる悪いので、やはりクローズ状態では撮影には耐えられません。
コックピットを見せるためにも、キャノピーはオープン状態での展示となります。
キャノピーは取り外すこともあるので、木工ボンドで接着しました。
約三ヶ月の製作期間です。
天気が悪いので、本格的な撮影は後日おこない、まとめもその時にと言うことで・・・
ランディングギア関係はとても部品がか細く、どこに接着したらいいのかわからないので苦労します。
こういう所はエポキシ接着剤(高速硬化タイプ)を使うと隙間があっても接着できるし、適度な粘度で仮止め性もあるし、何よりも樹脂、塗装を痛めないので失敗してもやり直せるので好都合です。
車輪は軸に対して真っ直ぐ接着するとかなりハの字に開いてしまうので、ちょと角度を付けて接着する必要がありました。
無塗装部の仕上がりです。
ちょっと参考に下画像が汚すぎたために、塗装部とのバランスが悪くなってしまいました。
焼け表現含めて、微妙な仕上がりです。
ハイ、やっと完成です。
キャノピーの合いはすこぶる悪いので、やはりクローズ状態では撮影には耐えられません。
コックピットを見せるためにも、キャノピーはオープン状態での展示となります。
キャノピーは取り外すこともあるので、木工ボンドで接着しました。
約三ヶ月の製作期間です。
天気が悪いので、本格的な撮影は後日おこない、まとめもその時にと言うことで・・・
2011年10月16日日曜日
2011年10月8日土曜日
1/72 Hasegawa F-15J EAGLE (vol.11)
エンジンの無塗装部分をシルバーで塗り分け、汚れ表現の下地としてクリアオレンジをパネルラインに沿って吹きました。
クリアブラックを足したのに、不必要なときに限って綺麗に発色してしまいます。
次に、ここで一端クリアーを全体に吹いてコートしてから墨入れを行いました。
今回は新アイテム、タミヤの墨入れ塗料・グレイを使いました。
簡単が取り柄なのに、少し黒を足さないと墨入れにならないというオチです。
黒を足しましたが、結構目立たない。と言うか画像では識別不可能な程度です。
まあ、くっきりと黒浮きするよりかはマシですね。
初めて、セオリー通り墨入れ前にクリアーを吹いたのですが、さすがにセオリーだけあって拭き取りやすかったです。
次に、マスキングゾル改を使って、タッチアップ塗装回りの汚れを再現します。
パネルライン部にゾルを塗って、その回りに薄く黒を細吹きするという方法ですね。
ちょっと黒が濃すぎです。
でも、スポンジヤスリのマイクロファインで水削ぎして濃度を調整すると共に、ざらつきを取ると良い感じになります。
ちなみに、考えてそのようにしたわけでなく細吹きが下手なのでこうなっただけです。
本来なら黒ではなくダークグレーを吹いた方がいいかもしれませんが、水削ぎ方式も濃度調整が様子を見ながらで切るので、なかなか良い方法だと思います。
今、実機の落下事故で話題のドロップタンクも同様に仕上げました。
こちらは更にクリアブラックでパネルラインも塗り分けています。
クリアブラックを足したのに、不必要なときに限って綺麗に発色してしまいます。
次に、ここで一端クリアーを全体に吹いてコートしてから墨入れを行いました。
今回は新アイテム、タミヤの墨入れ塗料・グレイを使いました。
簡単が取り柄なのに、少し黒を足さないと墨入れにならないというオチです。
黒を足しましたが、結構目立たない。と言うか画像では識別不可能な程度です。
まあ、くっきりと黒浮きするよりかはマシですね。
初めて、セオリー通り墨入れ前にクリアーを吹いたのですが、さすがにセオリーだけあって拭き取りやすかったです。
次に、マスキングゾル改を使って、タッチアップ塗装回りの汚れを再現します。
パネルライン部にゾルを塗って、その回りに薄く黒を細吹きするという方法ですね。
ちょっと黒が濃すぎです。
でも、スポンジヤスリのマイクロファインで水削ぎして濃度を調整すると共に、ざらつきを取ると良い感じになります。
ちなみに、考えてそのようにしたわけでなく細吹きが下手なのでこうなっただけです。
本来なら黒ではなくダークグレーを吹いた方がいいかもしれませんが、水削ぎ方式も濃度調整が様子を見ながらで切るので、なかなか良い方法だと思います。
今、実機の落下事故で話題のドロップタンクも同様に仕上げました。
こちらは更にクリアブラックでパネルラインも塗り分けています。
2011年10月2日日曜日
1/72 Hasegawa F-15J EAGLE (vol.10)
やっと機種と胴体の合体を果たしましたが、ここも壮大な隙間が空いてしまいます。
調整したのですが、結局t0.5のプラ板を若干薄くした物を挟んで隙間を埋め、段差も削りだけでは消せなかったので結局パテ盛りです。
パテは光硬化だと薄付けなので取れてしまう可能性があるので、初使用のラッカーパテ、グレージングパテです。
2~30分で硬化しますので光硬化には及びませんが、待ち時間が短く切削性もいいようです。
しかし、この時代に有鉛とはちょっと引いてしまう。
本体の調整も終わりやっと本塗装です。
サフを吹いても、まだ翼端は薄いために光が透けるようなので翼端のみアルティメットブラックを吹いてスケ止めをしました。(ピンぼけ)
サフとほとんど色が変わらない機体上面色のライトグレーを吹いたなら、続けてダークグレーで迷彩を施します。
あまりくっきりした塗り分けでないようなので、0.3のエアブラシ細吹きでフリーハンドで塗装しました。
濡れているときはあまり色の差がないのですが、乾いてから色が変わることや、細吹きで塗料を薄くしているので流れてしまう寸前までなかなか発色しないので難しかったです。
なんとか形になりました。
仕上がると色味が結構くっきりしてしまったので、後でぼかし塗装が必要のようです。
調整したのですが、結局t0.5のプラ板を若干薄くした物を挟んで隙間を埋め、段差も削りだけでは消せなかったので結局パテ盛りです。
パテは光硬化だと薄付けなので取れてしまう可能性があるので、初使用のラッカーパテ、グレージングパテです。
2~30分で硬化しますので光硬化には及びませんが、待ち時間が短く切削性もいいようです。
しかし、この時代に有鉛とはちょっと引いてしまう。
本体の調整も終わりやっと本塗装です。
サフを吹いても、まだ翼端は薄いために光が透けるようなので翼端のみアルティメットブラックを吹いてスケ止めをしました。(ピンぼけ)
サフとほとんど色が変わらない機体上面色のライトグレーを吹いたなら、続けてダークグレーで迷彩を施します。
あまりくっきりした塗り分けでないようなので、0.3のエアブラシ細吹きでフリーハンドで塗装しました。
濡れているときはあまり色の差がないのですが、乾いてから色が変わることや、細吹きで塗料を薄くしているので流れてしまう寸前までなかなか発色しないので難しかったです。
なんとか形になりました。
仕上がると色味が結構くっきりしてしまったので、後でぼかし塗装が必要のようです。
2011年10月1日土曜日
1/72 Hasegawa F-15J EAGLE (vol.9)
主翼の接着が終わりましたので、機首を接着する準備としてすりあわせを行いましたがどうにもこうにもここも極度に合いが悪いです。
とりあえずは上面優先で、エアブレーキ前方部に接着ののりしろを追加しました。
機首側を少し削らないといけませんが、こうでもしないと先ず面がでません。
接着する機首側も単独で取り回しがいいうちにキャノピー先端部の合わせ部を再調整しておきました。
もう何度目かわからないくらい、盛っては削っての修正を繰り返しています。
F-15Jはグレートの塗り分けだけでなく、その間に赤茶のラインが入るのでマスキングをどうしようか非常に難しい作業になります。
とりあえずは赤茶の部分の下地処理の意味を含めて、クリアパーツとの境界の少し上でマスキングし、赤茶のラインの部分を含めた位置までサフを吹きました。
とりあえずは上面優先で、エアブレーキ前方部に接着ののりしろを追加しました。
機首側を少し削らないといけませんが、こうでもしないと先ず面がでません。
接着する機首側も単独で取り回しがいいうちにキャノピー先端部の合わせ部を再調整しておきました。
もう何度目かわからないくらい、盛っては削っての修正を繰り返しています。
F-15Jはグレートの塗り分けだけでなく、その間に赤茶のラインが入るのでマスキングをどうしようか非常に難しい作業になります。
とりあえずは赤茶の部分の下地処理の意味を含めて、クリアパーツとの境界の少し上でマスキングし、赤茶のラインの部分を含めた位置までサフを吹きました。
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