写真撮影を行いました。
写真撮影に当たって、同じハセガワのアクセサリを組んでみました。
今回の感想は久しぶりのエアモデルで設計もちょっと古い物だったので、少々手こずる所もありました。
合わないキャノピーと見にくいインストはどうにかならないものでしょうかね。
見にくいインストのおかげで前脚に取り付けるライトの位置は最後の最後に間違えていることに気がつきましたよ。
1.塗装
テクニックとしては、自衛隊機独特の汚れの塗装表現など勉強になりました。コクピットの塗装もアクリルとエナメルの使い分けでうまく行った方だと思います。
一時はどうなるかと思いましたが、エンジン付近の無塗装部分はなんとか仕上げることが出来ました。最初から全体を考えて、どの程度の汚し具合で仕上げるのかを考えておかなくてはバランスを取れなくなることがわかりました。バランスは単体で飾る場合はきれいめが一般的ですが、ジオラマ的に仕上げるならば徹底的に汚すというのも有りでしょう。
今回汚し塗装の関係で、塗装手順はかなりの階層となっておりその順番も初めてな物でずいぶん悩みました。問題は特になかったので、今回の手順で良かったと思います。
塗装手順
(1)サフ1000番
(2)基本色ライトグレー全体塗装
(3)迷彩部グレー(φ0.3エアブラシでフリーハンド)
(4)マスキングし、無塗装部へシルバー。
(5)パネルラインでマスキングしてダーククリアーオレンジをパネル吹き。
(6)全体クリアー(光沢)コート
(7)墨入れ(エナメル)
(8)マスキング後、ブラック(エナメル・光沢)でパネル再塗装部の汚れ表現。主翼上面の黒シミ表現。
(9)デカール貼り付け
(10)キャノピーをスモーク、全体をクリアー(光沢)コートし、軽く研ぎ出し。
(11)キャノピーをマスキングして、半光沢スモークで仕上げ吹き。
(12)コーン先端、翼端灯などの小物塗装
*途中工程で適時、スポンジヤスリ(ウルトラファイン程度)でざらつきを除去
2.組み立て
エアインテークはエンジンのズルの中も丁寧に作りましたが、組み上げると全然見えなくて自己満足の長物となりました。
今回の最大の後悔はやはり、翼を付ける基部の裏打ちを行わなかったことですね。裏打ちがないので着脱可能としている尾翼の固定は少々心許ないです。
燃料タンクがムニュ着後、真円に削れなかったことはまだまだ修行不足という所です。
キャノピーは合わせが悪いので、オープンとクローズの両立は困難です。
コクピットも見えるようになりますので、手っ取り早いオープン固定がお奨めです。
そうそう、誰もがやるのではないかというバルカン砲部分の組み込み忘れですが、突起を削り取ることによって少々接着がアクロバチックですが、本隊接着後に後付け可能となります。
結果的に、合わせ目消しをした後組み込むことが出来て結果オーライです。(でも、ほとんど見えない)
悔いの無いように仕上げにはこだわって組み上げましたが、組み上げるとそれほど実感がないというのが何とも模型の完成度はマイナス査定という悲しさがあります。
教訓
・翼を付ける基部の裏打ちはあらかじめ行い、真鍮線を埋むべし。
・インストに頼らず、他の資料も参考にすべし。
・汚しは全体をまず考えるべし。
・透明部品のライトはシルバーで下地をすべし。
1/72 ハセガワ プラモデルE帯 F-15J 航空自衛隊 |
ハセガワ E121/72 F-15J イーグル(オツ線)"航空自衛隊" |
0 件のコメント:
コメントを投稿