2014年8月31日日曜日

ハセガワ ASF-X SHINDEN 2 /震電Ⅱ (その1)

はい。今回は震電Ⅱの製作です。

発売からしばらく立ちますが、あまり触手が動かなかったのですが「リッジバックス隊」と来て飛びついてしまいました。
ナガセさんちのリッジバックス機で今回は製作です。

さて、まずは内容ですが箱の大きさに比べると中身はスカスカです。


私的には初の上下モナカ構造のお気楽キット。
先のコスモファルコンより、段差消しなど変な改修箇所が生じないし、楽できそうです。

ランナー枚数だって、たったこれだけです。
(一枚重なってしまっています)


例によって面倒な小物から手をつけますが、ミサイルだって一体成形なので合わせ面処理が不要なので、楽々です。

しかしその関係で噴射口が無く、飛びそうにもありません。
仕方が無いので、プラパイプを使って穴を設けてあげました。

パイプカッターの切れる限界の、少し長めで接着してからヤスって仕上げました。
手前がBefore、後ろがAfterです。


縁は面取りビットで薄く仕上げて、本体にもドリルで開口しました。
これで無事、自由落下爆弾では無く、ミサイルとして運用できます。

今回はスタンドも付いているので、飛行形態を再現します。
よって、ギヤの製作はパスしてさっそく本体の加工です。

本体の加工は噂に聞いた浅いスジ彫り修正からです。
本当に浅く細いので、ニードルと、使うとしても0.1巾のタガネで十分です。


一体成形のキットのデメリットなのか、へそが何カ所かあります。
瞬着で埋めなければならず、高度な真空成形してくれればこんな手間もなくなると思うのですが・・・

2014年8月29日金曜日

バンダイ 1/72 コスモファルコン 加藤機 「ハヤブサを降ろせ!」 (完成)

完成の撮影を行いました。
実は、スタンドはまだ天候不順のため未塗装です。 (^_^;)

<スタンドで飛行状態をディスプレイ>
やっぱ飛行機は飛行状態がいい


<武装フル装備で>
差し替えできるのはバンダイならではのお楽しみ

発光状態を心配していた電飾ですが、暗いところで観ると何とか翼端灯も光っていることが確認できる状態で、とりあえず成功です。

反面、ちょっと主翼付け根の遮光が不完全なのが気になります。




さて、今回の反省点はやはり成り行きで進めてしまった、電池の格納ですね。
適当に遣ってしまったので、結局あっちを削り、こっちを削りと場当たり的になってしまいました。
意外と電池はかさばるので、もう少しスペースを確認しながらするべきでした。

反面うまくいったのは、機首の部品接合部分のパテ埋め。
パテ埋は苦手なのですが、綺麗にまとまりこのキットのウィークポイントである段差が解消され、面一感のある面出しができ、一気におもちゃっぽさを解消することが出来ました。

ほんと色プラってかえって面倒ですね。

そうそう、すっかり忘れてしまいまうところでしたが、機関砲の設定画通りへの改修もうまくいきましたね。

もう少し、表面に磨きをかけた方が良かったと思いますが、形状的にはまずは成功です。

で、今回の教訓は。

・改造は干渉を考えて行うべし。

お粗末です。

全行程を動画でどうぞ!

2014年8月24日日曜日

バンダイ 1/72 コスモファルコン 加藤機 (その13)

どうにか湿度が下がったようなので、仕上げ塗装を行いました。
それでも、塗装の途中で雨が振ってきてせわしない、最終仕上げでした。

まず、ホワイトが思いのほか浮いたような感じがしましたので、クリアスモークを全体に吹いてなじませました。

クリアスモークがスライドマークのオーバーコートとなっています。

さらに、いつもの183番・スーパークリア グレートーンを薄めに溶いて、艶を調整しながら仕上げとなります。



 一説によると、ヤマトの航空隊は暇なので整備が行き届いているという事なので、ウエザリングはパステルを少しなすっただけです。

 加藤機は被弾もしていないので、ダメージも無し。綺麗なもんです。



あ、スタンドの塗装が終わっていないや。
スタンドの塗装をしたなら、正式に完成写真を撮って、完成ページをアップします。

2014年8月17日日曜日

バンダイ 1/72 コスモファルコン 加藤機 (その12)

天気が回復しません。

おかげでファルコンは夏休みに完成させることが出来ませんでした。
場つなぎに、サブちゃんをアップしておきます。


玲さんより気合いは入りませんでしたが、やはり塗り直しが入っています。
塗り直し時のポイントはルーペの倍率を上げることです。 (^_^;)

X2.5ではだめで、やはり老眼の身にはX3.5は必要でした。

塗装の手順はアクリルのイエローを下地に吹いて、同じくアクリルのフレッシュを筆塗りで頭に、カーキでベルトなど、レッドでヘルメットを塗った後に、エナメルの黒などで仕上げを入れています。

本当にちいさなフィギュアの塗装は苦手です。

2014年8月15日金曜日

削る・ヤスリ あれこれ

なんだかんだ言っても模型製作で一番お世話になるのがヤスリではないでしょうか。

いままで3Mのスポンジヤスリがお気に入りで、定番のタミヤのペーパーとのコンビで使用してきましたが、このほどコバックス/スーパーアシレックスを新たな秘密兵器として導入してみました。

購入はまずは味ききなので小分けで販売して頂ける、ホビーショップB-FIELDさんにて購入しています。メール便が使えるのもいいですね。

・コバックス/スーパーアシレックス

届きましたブツはこんな感じ。
裏がメカニカルファスナー(マジックテープ)のメスです。

番手は色分けで下記のようになっています。
  • スカイ  #360(粗目) 
  • スカイ  #500(中目)
  • スカイ  #600(細目) 
  • レモン  #800
  • オレンジ #1300



メカニカルファスナーは3Mの薄手の物とマッチします。
オクで、こちらも小分けしてもらってこんな感じにいつものアクリル板に貼り付けてみました。

メカニカルファスナーで付け外しが楽に出来るのがイイと思いますが、水削ぎは大丈夫なのかな。


メカニカルファスナー含めた厚みは1mmあって、薄手といえども少々ふかふかします。
ちょっと硬めなスポンジヤスリと言った所でしょうか。

まあ、袋に詰めて実践で使ってみましょう。

おまけにタイラーにも貼ってみました

肝心なインプレッションはまだ使用していないので、後日アップとなります。

ちなみに、下記の物もついでに試行運用に入っています。

【後日です】

「スーパーアシレックス」 使ってみました。

タミヤのフィニッシングペーパーと比べて、喰いが良くてよく削れるというのはウワサ通りです。
もしかしたら、食いが良いのはメカニカルファスナーのふかふかで少ししなるからかもしれません。

このしなり感がスポンジヤスリより断然少ないので、これがちょうど良いあんばいという感じなのです。

しなりは 画像のように1㎜以下ですが、ミサイルのPL処理がスムーズにできました。
ゲートだけはタミヤのフィニッシングペーパー#320でざっと面出し必要がありますが、その後はスカイ#360(粗目)=>スカイ#600(細目)=>レモン#800とさくさくっと出来ます。

ミサイルほど曲面でないものは、 ゲートをタミヤのフィニッシングペーパー#320=>#400=>#600できっちり面出ししてから=>レモン#800かな。

サフを吹かないなら オレンジ #1300まで行っておきましょう。

フィニッシングペーパーで進めて、カクカクになったり。
スポンジヤスリで進めて、だるくなるなどの問題が解消されます。



しかしながら、耐久性はウワサほどでも無いような気がします。
もう、先っぽの方はトゲトゲ感が無く、テカってきました。

使い勝手はいいので1軍入りです。
次はもう少しまとめて発注して愛用してゆきたいと思います。 

一番使い勝手の良いのは レモン #800だと思いますので、お試しにはこの辺りを中心に購入されるといいと思います。



その1 :コバックス/トレカット

 8面のシートとなっています。


糊付きと言うことは知っていましたが、ベースが硬く、それ自体が樹脂板の様な感じです。
【後日です】
 ぜんぜん使っておりません・・・(^_^;)

その2 :コバックス/ネクスト耐水ペーパー

耐水ペーパー ですが、
●折り目の部分に割れが起きないため、深いキズが入りません。ペーパーのエッジ部で生じやすい深いキズが入らず、2つ折りにして使用する場合も裏スベリしません。
●優れた切削性、耐久性が作業効率を高めます。
●従来の耐水研磨紙と比べ、折れ・割れがなく、砂落ちしないので飛躍的に長持ちします。

・・・だそうです。
タミヤのフィニッシングペーパーとくらべていかほどのアドバンテージがあるのでしょうか。
確かに、フィニッシングペーパーはすぐにツルテカになってしまいますので、耐久性があるのであれば張り替えが少なくなって助かります。

一番、使用頻度が高い#400でいざ勝負です。



【後日です】
「コバックス/ネクスト耐水ペーパー」を使ってみました。(だいぶ使っています)
 期待通り、タミヤのフィニッシングペーパーより耐久性が有り、表面の砥粒が脱落しにくい感じです。
#400でも フィニッシングペーパーの#320程度の切削性があります。
しかし、それが仇となって結構きついキズが入りますので、調子にのってガツガツ削っていると後の処理が大変になります。
フィニッシングペーパーの#320なら適度に砥粒が脱落するので、深い傷が入らないのでどうも一長一短のように感じます。
番手の選び方はフィニッシングペーパーより一段上げるなど注意が必要です。

耐久性は2倍までは行かないのですが、そこそこ良くなりますので張り替える手間を削減できます。
まだ使っていないのですが、フィニッシングペーパーではすぐに掛かりが無くなってツルツルになってしまう高番手に威力を発揮するかもしれません。

パート2に続きます。

バンダイ 1/72 コスモファルコン 加藤機 (その11)

もう少しで完成です。

塗装が完成したので、デカール貼りを進めましたがウエポンベイとギア庫をホワイトで塗るのを忘れてしまい、デカール貼り後のマスキングはデカールを剥がしてしまう危険があるため、難儀しました。

やはり手順は落ち着いて進めないとミスをしますね。

なんとかリカバリーをして、クリアコートしたら墨入れを行い、研ぎ出しです。


 研ぎ出しはいつものバフレックス・グリーン(#2000相当)を ガイアノーツのフィニッシュマスターの先に貼り付けて行います。
 バフレックスは目が細かい割には硬いクリア層も滑らずに切削できるので作業がはかどります。 
  フィニッシュマスターは適度なこしで作業がやり易くお勧めです。

いつものと言っておきながら実は最初は忘れていて、指の腹でやっていたのですが、細かな部分の作業が出来ないので、指の腹を使うのは仕上げ段階ですね。


 ちなみに、翼端灯までの光学繊維はこんな感じで出っ張っているのを、本体へ差し込むことによって導光します。
 配線と違って差し込むだけの手間いらずなのはイイですね。

ハイ、全て研ぎ出し再洗浄が終わりまして、最後のクリアコートなのですが、あいにく本日、湿度が60%を超えておりますので、念のため天気待ちとします。


2014年8月3日日曜日

バンダイ 1/72 コスモファルコン 加藤機 (その10)

塗装を進めました。

夏は厚いくせに湿度が高くて、エアが湿ってしまいますね。

まずは機首のホワイトを塗装しました。
先端のレーダー?のクリアパーツは小さくてマスキングしづらいので、一度にマスキングするのでは無く縦方向をマスクして、塗装。
横方向をマスクして塗装。
裏面を同じように2回マスクして、計4回の塗装でを行いました。

手間がかかりますが、マスク位置がわかりづらかったのですが、機種のパネルライン線上にマスクを伸ばせるので、精度UPにも寄与することができました。

次に再びマスクして、ブラックを塗ります。
同時にあらかじめクリアーグリーンを吹いて、光沢を出したキャノピーにもマスクしてのフレームの下地としています。

最後にもう一度マスクして、機体色のメタリックグレーを吹いたら完成です。


ペリッと剥がして、ハイ完成。
暑いのは苦しいですが、塗装がすぐ乾くので次々とマスキング作業を進められるので、ちょっと危険な感じもしましたが、1日で進めることが出来ました。

キャノピーは見栄えを悪くしているダボの部分を削り取って、普通に見えるようにしています。
いつも希望通りの濃度にならないクリア塗装ですが、今日は艶共にうまくいきました。

まだ、コンパウンドで磨いていないのですがこの艶です。