2017年5月28日日曜日

Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機 (その1)

メサイヤ祭り。第二弾はVF-25S オズマ機です。



VF-25Sは以前、バンダイ製でスーパーパックを製作していますが背中のパーソナルデザインがスーパーパックに隠れて残念な結果になってしまいましたので、ハセガワのキットを使ってノーマル仕様で製作します。

また、このキットは以前アルト機で製作したことが有り、勝手がわかっているので今回は電飾を組み入れます。

まず、エンジン部の電飾ですが足の中にいきなりLEDがあるのも味気ないので、キットのパーツをクリアレジンでクリアパーツに仕立て直して、それでLEDを覆う構造にします。

他のキットでパーツそのものを薄々加工して光を透過させる方法を採用したことがありますが、このパーツはブレードのモールドがあるため厚みが有り、全然光が透過しないためこのような方法を初めて採ることにしたわけです。

まず、百均の”おゆまる”(”型想い”相当品)で複製するための型を作ります。
熱湯で柔らかくした状態で、粘着防止のためにガムテープの上でパーツの上に被せて形状を転写さえて、一気に氷水で冷却すればできあがりです。

熱湯は熱々出ないと柔らかくならないので、すぐに冷めないように多めに用意します。
転写する時は、綺麗に転写するように薄くなるまで押しつけて、横にはみ出た分をまた上にかぶぜて仕上げると良いと思います。



こんな感じです。


使用するのはセリアの クリアUVレジン ハードタイプです。
他の百均でも同じようなモノが売っていますが、これが一番良いそうです。

ハードというだけあって、プラより硬くなって削るのが大変なほどになります。


型にそっと注入して、つまようじで気泡をつぶしつつ、隅々まで綺麗に均します。
硬化速度は遅いので、焦らずに作業できます。







UV LEDの光を照射してもなぜか全然固まらないので、昼に天日干しで硬化させました。
太陽光だと曇りでも固まりました。

大量生産し、形状の良い物を選別しました。

このパーツは通常パーツと同様、シルバーを軽く吹いてガンダムマーカーの黒で桟を塗り分けました。
筆よりペンの方が書きやすいです。


LEDは足首のパーツの中に組み込みたいのでチップLEDを使用しました。
3chipタイプのものなので、並列では無く直列に素子をハンダ付けしました。


テスト点灯合格です。


このLEDの前にクリアレジンで作成したパーツ、裏面を本体との接着のために正方形のプラ板でハンバーガーのように挟んで、エポキシ接着剤で合体させました。

あとは配線の穴を開けた足首パーツの中に接着すれば、エンジンの電飾完成です。


エンジンブレードがキラリ。
ちょっと安っぽいけど、何も無いよりいいかな。


こんな感じで点灯します。
試験点灯なので電圧低めです。

実際は3chipの大光量でピッカリ光ります。


本体の方は、パーツが見にくくて嫌いな白パーツなので裏抜け防止で裏面をブラックサフ、表面を#1200のサフを吹いて進めています。


前回何度もやり直しになったエアインテーク部のスキマは今回も苦労しております。
ホワイトで見にくいのもあって、綺麗になった思ってもサフを吹くとでこぼこが露呈し、とにかくやり直しばかりです。

このキットの鬼門です。


足部の合わせ目消しも面倒ですし、今時モナカ割りはやめてもう少し分割面を考えてほしいモノです。

前も同じ事を書いていますが、モールドも浅くてガウォークになれそうも無い感じです。
見た目もファイター専用ですな。

合わせ目消しのためエッジがだれないように気をつけてサンディングして、後でパカッと割れないように、お約束の瞬着パテを裏側から流しています。


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