2017年12月31日日曜日

2017年の成果

2017年も終わってしまいましたね。

今年も、うだうだと制作してきました。
完成数は5作で、ガンプラ2作とVF-25が3作で、キャラもの祭りとなってしまいました。
ノルマの4件はクリアできておりますが前半のEXIA、DYUNAMESが手がかからなかったからで、 Super Messiahの苦戦で後半は一気にペースダウンしました。

フランカーが制作中で年越しとなってしまいましたが、来年はフランカーに続けてスケールモデルで攻めたいと思っております。

来年も良い年でありますように。

2017年 完成品プレイバック
1作目・Bandai 1/144 HG GUNDUM EXIA

 息子の部屋のゴミの中から見つけたもの。
 組み直して塗装。LEDを仕込んで、ゴミがオークションで現金になりました。

2作目・Bandai 1/144 HG GUNDUM DYUNAMES
 こちらもEXIAと同様、ゴミでしたが制作途中であったので塗装して完成させてあげました。



3作目・Bandai 1/72 VF-25F GEAWALK
 模型趣味復帰のきっかけとなった記念すべきキットをガウォークで再制作しました。
 改造したトリ足がお気に入り。

4作目・Hasegawa 1/72 VF-25S オズマ機
 こちらもアルト機に続いて2回目の制作となったキット。
 今度は背面のデカールとグレーの機体が渋い。
 


5作目・Hasegawa 1/72 VF-25F Super Messiah アルト機
 苦労しましたが、エンジン全点灯のLED組み込みはやはり絵になります。
 アーマードが出たらもちろん即買いですよね。

Hasegawa 1/72 Su-35S Flanker (その6)

怒濤の年末進行なるも完成はまだ見えず、フランカーの塗装を進めています。

機体下面色をベースにして、3色迷彩を塗り分けます。
よく考えると、三色迷彩は初めてなのです。
塗り分けの方法は、インストを拡大コピーして迷彩柄に切り抜いた型紙をナイスタックを紙縒り(こより)にして紐状にしたもので貼り付けるという方法を採用しました。

紙縒りにするにはカッティングシートの端にいったん貼り付けて、くるくると剥がすように巻くとうまく行きました。
両面テープは安い物を使うとひどい目に遭いそうなので、品質のナイスタックご指名です。


まず、二色目のグレーを吹いて。

最後がブルーグレーです。

三色迷彩が済めばあとはエンジンなど細部のマスキング塗装です。
三色迷彩が終わってしまうと出来たも同然のような感じを持ったのですが、実は結構複雑な形状の細部の塗り分けがあり、とても手間がかかりました。

エンジンはフランカーのハイライトなので質感に気を使って塗る必要も有り、くたくたです。

ここで、マスキングテクニックをひとつ。
カーブを持つ形状をマスキングするには、R部をポンチで抜いたマスキングテープの小片を使うとうまくいきますよ。

こんな感じで、ここはφ4のポンチで抜いたマスキングテープを四隅に貼りまして、


その間を直線のマスキングテープの小片で繋ぐというやり方です。
つなぎ目は塗料が漏れないように、つまようじでしっかり押さえておきましょう。

こんな感じで仕上がります。

まだ、もう少し塗り分けが残っておりますが、2017年はここまでです。

2017年12月24日日曜日

Hasegawa 1/72 Su-35S Flanker (その5)

塗装を進めています。
塗装ブースの排気を出すだけでも夜は外気温が低くてとても作業する気にはなりません。
よって、塗装は週末だけしかできずペースダウンは必至であります。

平日は塗装前の下処理を進めました。
キャノピーのモールドを起こしたら、PLを丁寧に研磨して段差を消しコンパウンドで元の状態まで磨き上げます。

その後、クリアブラック(スモーク)全体を塗装しますと1/72スケールでは丁度良い感じのグラス感が出ます。
透明のままだとちょっと軽すぎるんですね。

窓枠をマスキングしたら、サフの後、ブラックを吹きます。
マスキングは裏面も綺麗に行って吹き込んだ塗料を磨く面倒を無くしています。
マスキングも面倒ですが・・・

こんな感じに仕上がりました。

 次に機体の塗装です。
パネルにシャドーを吹いて、ついでにキャノピー前部のアンチグロス塗装部のブラックも一緒に仕上げてしまいます。

で、調色した機体ベース色を吹いて行きました。
日中といえども長時間の塗装はむっちゃ寒いです。

まあ、そつなく1色目完成。
今回はいつも塗料が濃すぎてしまうので、そこを注意しました。
1/72にしては深すぎる気もしますが、模型としては綺麗なモールドですね。

2017年12月17日日曜日

Hasegawa 1/72 Su-35S Flanker (その4)

順調に進んでおります。

今週はこのように形が出来てきて、サフ調整中です。

組み立て時にすんなりといかなかった箇所を書いておきます。
まず、エンジン部分。
仮組時はパチピタに見えて、実はインテークの所が機体と密着せず隙間が空いてしまいました。
流し込み接着剤では力ずくで押さえて接着しようにも無理そうだったので、とっておいたエッチングパーツのランナーに瞬着を載せて、このわずかなスキマに差し込んで瞬着を持っていって接着しました。
反対側はあらかじめ先端に瞬着を盛ってから組み立てたのは言うまでもありません。
結構、力がいるところからして、合わせ要注意箇所です。


エンジン後部の接合面は、段差は少ないもののスキマは結構ありましたので、グレージングパテをスキマにすり込んで、半乾きの時にラッカー薄め液をしみこませた綿棒ではみ出た部分をぬぐい取る方法でパテ埋しました。
削り取る方法だと、モールドが浅くなってしまう恐れがあるのでこんな方法を行いました。


エンジンの接合前に、ギア格納庫に指定のニュートラルグレーを塗ってマスキングしています。
機体色を塗ってから、マスキングして吹ける範囲だけにニュートラルグレーを吹いた方が良かったのでしょうか。


エンジンノズルの内側にホワイトを吹いて、エナメル黒で墨入れ。最後につや消しクリアを吹いて、ノズルを本体に接着しました。
ノズルが下を向けるパーツとの選択式になっているのですが、真っ直ぐのものを選んでいます。
本体に接着する時に隙間があくようであれば、ピンを切り落として平らに削ると合いが良くなります。
ピンを落とすのはスケールモデルの定番精度アップ組み立て方かな。


この機体の特徴である、曲がったノズルも良いですが、ストレートだとモールドが良いエンジンがよく見えます。
もちろん、こちらも組み立て前にシルバーを吹いて、墨入れを終わらせてあります。


2017年12月10日日曜日

Hasegawa 1/72 Su-35S Flanker (その3)

所用で先週は更新をお休みしましたが、製作は進んでおります。
まあ、進んでいると言っても下地処理なので進んだ感はまったくありません。

まずはノーズコーン。
モールドが浅いライトニングアレスタをランナー引き延ばし線で再生します。

ランナーは百均で売っている短いローソクで炙って伸ばしました。
いつもはちゃちゃっとライターで炙るのですが、良い感じで伸ばすためには両手が使えて、十分熱を掛けられるローソクが一番です。
 丁度良い太さの部分を切り出して、両端をマスキングテープで位置決めしたなら、真ん中に少し流し込み接着剤(速乾)を流して初期止め。
マスキングテープを剥がして全体を接着して行きます。

 

最初は合わせ目消しで消えた、センター(先端まであります)のみ再生予定でしたが、サフを吹くとその両隣も吹きの関係でモールドが浅いもんで、再生したセンターとの差が大きいので、両端を含む3本(両端は途中までの長さです)の上下面で合計6本をランナー引き延ばし線で再現しました。


なじみが良くなるように、サフは筆でこってりと塗ってみました。

 終わったなら、このキットは尻もちをつくかどうか不明ですが、おまじないとして中にエポキシパテを接着剤代わりにビスをオモリとして埋め込んでみました。

あとはコクピットを挟んで、機体の上下面を接着して合わせ目消しです。

主な場所は水平尾翼の取り付け部や、


機種側面です。
精度が良くてあまり手がかからないのですが、普通の接着剤を使ったらはみ出して汚くなってしまった箇所があります。
スケールモデルはやっぱり流し込み接着剤、一択なのでしょうか。

機種の部分は抜きの関係でモールドがほとんどありません。
やっと寸法精度が満足できるようになってきたので、今後はモールドの再現までハセガワさんには頑張ってもらいたいところです。


あとは細々加工です。
言わなければわからない加工って、なんだかむなしい。
左が加工前。右が加工後のノズルです。
棒ヤスリでモールドを彫って、シャープにしています。