2009年12月31日木曜日

BANDAI 1/144 HG GUNDAM RX-79(G) (その2)

年の瀬というのに相変わらず、模型製作にいそしんでおります。
しかしながら、こうも寒いと塗装工程はなかなかはばからず休み休みという案配です。


さて、今日の話題は継ぎ目消しです。
そろそろ継ぎ目消しも慣れてきたところですが、今回は時間短縮の目的もあって瞬間接着剤を使用した方法にtryしております。

瞬間接着剤はたまたま家にあった、百均の刷毛塗りタイプのもの。
これが適度な硬化時間(15分くらい?)と高粘度であるので盛れるのでなかなかの使い勝手です。

使用方法は、PLの片面にセメントを使用するムニュ着同様に、爪楊枝で盛ってゆき(PLの外側だけでもOK)反対側とグチュッとムニュして、足らないところはまた爪楊枝で盛ると言う豊富です。

瞬間接着剤は固くて削りにくいのですが、ある程度までは金属ヤスリで削ってからペーパーを使うとそれほど苦労せずにできます。
結構、この方法いけます。

仕上がり具合に悦に入っていたら、ポリキャップを入れるのを忘れていました。

そんな時も安心(?)です。
瞬間接着剤は接着力がたいしたことがないので、穴にラジペンを差し込んで、先端が開く方向に力を加えるとパキッとカニの殻を割るように分解できます。

何だか、嬉しいような悲しいような結末です。

<画像はちゃんとポリキャップを仕込んでやり直した物を使った、再現画像です>
 

 
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2009年12月15日火曜日

BANDAI 1/144 HG GUNDAM RX-79(G) (その1)




また、ガンプラ製作を始めました。
今度は陸戦型ガンダムです。

陸戦型ガンダム地上戦セットということで、ブラッドハウンドもセットになったキットです。

チミチミ磨きながら、本体の仮組まで終わりました。

本当に、このランナーからの切り出しからのランナー跡の仕上げと、PL消し、引け処理(面出し)が時間がかかるのですよね~。
適当に切っただけで組むと、あっという間でしょうがそう言うわけにも行かず・・・

仮組の状態を見て、再度細部の表面処理とスジ彫りと続きます。

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2009年12月6日日曜日

TAMIYA 1/72 A-6E INTRUDER (final)

完成しました、イントルーダー!

 最後のつや消し塗装でキャノピーを適当にマスクした為、塗料がキャノピーの裏側に付いて曇るというトラブルを発端として、キャノピーを外して再接着するときに接着剤がはみ出したり、持つところがないのであっちこっちの部品が落ちたりとハプニング続きでしたが、なんとかゴールです。

 意外と、主翼を折りたたみ状態で接着するのも難しかったですね。

 




 



 


 


 仮組み時の確認の甘さから、「ここは見えないから大丈夫」と手を抜いたミサイル上面のPL後や段差が組み上げるとこ見えるところだったという、問題が発生。
 やはり、安易に手を抜くべきではないと言うことでしょうか。

 スライドマークがらみでは、上手に貼れているのですが、半艶の上から貼ったのでデカールフィッターを使っても少々シルバリングしてしまいました。
 ちゃんと一端、クリアを吹いてから貼らないとダメなのかな?

 また、最後につや消しを吹くから均等になるだろうと思い、デカールの上はクリヤーを吹いてコートした後に、全体につや消しクリアを吹いたのですが、光のあて方によってはまだらになってしまいますね。それほど目立たないですが、失敗です。
 まだまだ腕を上げないとダメですね。

 まあ、今回は全体を通して大きなミスもなかったし、スジ彫りも綺麗に入ったので総じて上出来ではないでしょうか。

 キットもイタレリにしては、そこそこの合いが確保されていますし、ディティールも深くていい感じ。値段の割にはお奨めのキットと言えるでしょう。


では、最後に今回の教訓です。

1.つなぎ目消しとスジ彫りはよく確認してから実施すべし。
2.手を抜くと、あとでしっぺ返しがあると思え。
3.デカールのシルバリング対策は十分に行うべし。


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2009年12月5日土曜日

ケガク・NTカッター DS-800P

モールドのスジ彫りに使っている、ケガキ針を紹介します。

これはNTカッターのDS-800Pというもので、デザインカッターなのですがピンバイスのような四つ爪チャックになっており、おまけの針(ニードル)に差し換えれます。

おまけなので期待していなかったのですが、鋭くて硬度もあるのかカリカリと綺麗にスジ彫りすることが出来ます。

ボディーは細身のアルミで、高級感もあり高級なケガキ針より値段も安い方だと思います。
転がり止めが無いので、机の上から落として足に刺さらないよう注意が必要です。

結構、隠れた愛用者がいるようですが、お奨めです。


追記)
最近発売されたタミヤのクラフトツールシリーズ No.139 スジ彫りブレードホルダーはこれのOEMのようですね。
えらく価格をぼっていますが、ブラックボディーがカッコいいのであちらも良いですね。




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安い店をピックアップしておきました。




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追記:先端のニードルの換えは純正ではないようですが、こちらから購入可能です。
http://b-field.net
カッター替え刃のコーナーか”ニードル”でサイト内検索を!

2009年11月29日日曜日

ケガク・サテライト ペンライナー

 色々なスジ堀ツールがありますがこのペンライナーもその一つです。
この前にエッチングのこを購入して、感動を覚えましたがエッチングのこでは厚みが0.2mmと厚くなってしまいますが、このペンライナーでは0.1と0.15、0.20の3本セットとなっており、細いスジも引けます。


使用感はエッチングのこ同様、刃があるので食いつきがいいのですが刃が粗いのでちょっとスムーズに引けないし、刃が小さいので線がよれやすいです。
ケガキ針>0.1>0.15と徐々に巾を広くしてゆく方法でなんとか掘れるようになりますが、新規にスジ彫るのは至難の業で、瞬着で埋まってしまったモールドを少し削るくらいがせめてもの使い道でしょうか。


刃物なのでいつまで切れ味を維持できるのかという、寿命が心配ですが3本セットでこの値段であればまあ納得できる範疇ではないでしょうか。
最近は使いづらいのでめっきり出番が減りました。
そろそろエッチングソーでサイズが無い0.2意外は引退かな。


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TAMIYA 1/72 A-6E INTRUDER (Take.2)

 継ぎ目消しは溶きパテを使っていたのですが、どう盛っても乾燥するとくっきりとスジが浮き出てきてしまい何度も繰り返すという案配でしたが、スジに細くランナーを熱で引き延ばした物を流し込み接着剤で接着してから、溶きパテを盛るとうまくいく事を発見しました。

消した継ぎ目に再度スジ堀を行う方法も何とかマスターし、今回の教材は継ぎ目消し+スジ堀用の教材のようです。


 


 


 調子に乗って、ノーズコーンのPLの継ぎ目消し>スジ堀をきれいにしたのですが、実機写真を確認すると、がーん。スジなんて無い!

もう一度、埋め直すハメに。
やはり、いくらうまくなっても基本は十分な事前確認なようで・・・

 
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見る・Vixen ニューヘッドルーペ

 恥ずかしい話。以前のように小さな物が見えにくくなり仕上げチェック時などは百均の虫眼鏡の3倍拡大の部分や、作業時は百均で315円で買ったスタンドルーペなどを使用していたのですが、スタンドルーペは邪魔なので使用しないことが多く最後に虫眼鏡で確認すると失敗が判明したりと色々と問題が発生しておりました。

そこで、タミヤからヘッドルーペ新発売とのニュースに触発され、ネットでヘッドルーペを物色して購入してみました。(タミヤのはOEM品です)

 探すと値段はピンキリで携帯はナイトビジョンのような物と、眼鏡タイプのような物があることが判りました。

で、私が選定したのはやはり長く装着するために計量な物。レンズは変なゆがみがあると疲れる危険があるので、中国製の安価な物は避けるという点。
これらを考慮して、最終的に値段も加味して選んだのはビクセンの物です。

少々心配した、レンズの小ささも作業上は特に問題もなく、かえって視線をレンズ外の範囲に移動させ、必要時のみレンズを通してみるという使い方が出来るのでいい感じです。
レンズも変なゆがみが無く2.5倍という拡大率が使いやすく、前後の3枚セットになっているのもお得感があっていい感じです。

装着感は前がおでこで止めるような感じで、眼鏡のような安定感がないのが今ひとつですが、開放感はあるのでその点は我慢すべきでしょう。

ネットで他の人が感想を述べているように、視力に自信がない人はやはり色々と回り道をするより、とっととヘッドルーペを購入した方がいいと実感しました。

 
こんな感じで、見れます。両眼で見れるので遠近感がつかめます。
 この辺の設計の善し悪しはやはり国産にしかない安心感。見た目だけで購入するときっと後悔すると思います。

 



[追記]
 しばらく使用してみましたが、やはり感想は「良い」です。と、言うか良い工具より、良い技術より、何よりも見えることが重要とひしひしと感じます。

 昔なら、完成した物を見るときも本人であれば同じ視力で見るので問題は感じないのでしょうが、今は大抵デジカメで写真を撮ったりしますよね。
 このデジカメの接写能力の解像度たるやとても肉眼では及ばないところまで改造してくれちゃったりしますので、画像を見てがっかりと言うことになりかねないという意味なのです。

 見えることの重要さを是非考えて欲しいですね。

 あ、そうそうこのルーペはそういうことで常設になっているのですが、手元の壁に画鋲ピンを打って、レンズフレームの穴ぼこを掛けて保管すると便利ですよ。

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2009年11月14日土曜日

TAMIYA 1/72 A-6E INTRUDER (Take.1)

ガンプラから、気分を変えて再びエア物です。
今回はスーパーホーネットと同じく、タミヤのウォーバードシリーズからイントルーダーです。



このイントルーダーもスパホと同じイタレリ製ですが、モールドは細かく、合いもまずまずなキットです。しかし、油断して接着すると少しずれてしまいました。
ムニュ着に気をつける前に、ずれないように貼り合わせる方が先決でした。


また、よく見ずに(見えないけど)組み立てたシートにイジェクトピンのバリがあることに気がつきました。
こんな所に設定するなよな! 




このキットは目立つところでもお構いなくイジェクターを設定ししているところが、泣けるところです。
やはり、イタレリ。 (;_;)


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2009年11月1日日曜日

BANDAI 1/144 ACGUY MSM-04

アッガイできました。

 


今回も簡単で特筆するところはありませんでた。

 


特筆すべき事はなくとも失敗はあります。
ハイ、またやってしまいました。

 


画像のように、腕の関節の部品をねじ切ってしまいました。(^_^;)
ちょっと固いな~と思いつつ、くりくりとすると・・・

部品請求するのも面倒なので、接着剤で固定していたのですがもちろん稼動に制限があることと、取り外しできないので、M1.4x7という極小ネジを\150で買ってきて折れた部分を復活させました。
ネジ頭の干渉もなく、芯がちょっとずれてしまいましたが問題なく使えるようになりました。

あと、フレームの塗装に関してABS部品なので、水性アクリルを使用したのですが、太ももの装甲に擦ってすぐに剥げてしまったし、色もちょっといい加減に混色したので明るすぎたので、もう一度干渉部分をやすって削るとともに、再塗装しました。

まだまだ詰めが甘いですね。


仕上げは、いつもの墨入れと、パステルによる軽めのウエザリングです。
このシリーズ、原作に忠実にと言うことで極力色合いはオリジナルに合わせているのですが、そろそろジオラマに使える程度にまで、ウエザリングをしたくなってきましたね。

教訓
1.関節はねじって挿入すると折れる。まず、調整するべし。
2.可動部は干渉チェックを怠ることなくするべし。
3.混色は塗った後に、組み合わせて全体のバランスをチェックすべし。




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2009年10月17日土曜日

BANDAI 1/144 Z'GOK MSM-07S



RX-78でHGもなかなか、手頃でいいかなと思ったので続いてズコックを作ってみました。

 キットは結構古い物のようですが、ガンプラだけあって楽々です。
まあ、手をかけずに組むから楽々という事もあるでしょうが、継ぎ目消しやペーパーがけを行ってもサイズが小さいこともあって短い期間でくみ上げれました。



 塗装は小さいと逆にグラデを入れるのが大変ですが、今回はマグレでうまくいきました。

 小豆色の装甲の部分ですが、パネルの淵を黒を足した小豆色。パネルの真ん中をグレーに塗った小豆色。その境界がベースの小豆色という塗り分けです。
 中央部がグレーで彩度が落ち、境界部で明度が上がるのでパネルの退色感がうまく出たと思います。写真では見にくいかな。

 ピンク色の部分も同様に行ったのですが、今ひとつ効果が出ませんでした。白で頭の上にトップライトも吹いているのですが、そちらも今ひとつ。
 明るい色はグラデ効果が少ないと言うことでしょうか。

 また、オリジナルは兵器としてなさそうな配色ではありますが、イメージを残しつつも彩度を落とした兵器っぽい色合いにするさじ加減が難しかったですね。



 爪もシルバーですが、根本をグレーで少し吹いたらグレーの塗装が剥げて金属の地肌が出てきたような、いいあんばいになりました。
 こちらは適当にクリップしてシルバーを吹いたために塗り残しが出てしまい、それを補うために隠蔽色の強いグレーを吹いたというのが、本当のところなのですが結果オーライです。



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2009年9月19日土曜日

BANDAI 1/144 GUNDAM RX-78-2 Ver.G30th (その2)

完成しました。

 写真を撮ってから気がついたのですが、肩の赤と緑の翼端灯?を塗装するのを忘れています。(^_^;)
撮影後、ちゃんと塗っておきました。



今回の撮影には、手作りした背景紙を使用しました。
だって、市販の物はとても高価なのでなかなかホイと買えません。

手作り方法は模造紙に缶スプレーでグラデーションをつけて吹いただけです。
黒と端は紫も重ねてみました。

しかしながら、出来はグラデのボケ足が短くてやはり市販の物と同じとはいきませんでした。
でも、無いよりはマシかなと思っています。
撮影時はPCのモニターに貼り付けました。


 カラーはお台場の実機とは異なり、運用中の実機らしくするためにグレーを多めに混ぜて彩度を落とした色合いにしています。トリコロールなんて軍用としてありえない配色なのでこだわるのも変ですが、まあそこは好みの問題で・・・でも、できあがった物を見るとあまりパットしないのでやっぱりガンダムはそんなこと考えずに、綺麗に塗るのがいいのかも知れません。





今回のキットはやはり、最新の物とあって作りやすかったですね。
さすがに小さなマスキング処理では目がしょぼしょぼになってしまいましたが、1/144は初めてなのですがなかなかコンパクトにまとまっていい感じです。

今後HG、MGどちらのサイズを作るか迷ってしまいます。

さて、今回の教訓。
・調色した塗料は良く攪拌してから使うべし

大したミスもなかったので一つだけです。
これは、パネルの塗り分けをした時にどうも塗り始めと塗り終わりの時の色合いが違うのでエアブラシのカップに塗料を継ぎ足した時に問題があったようです。
カップの中で調色するなんぞはもってのほかでしょうか?<=よくする

おしまい

2009年9月14日月曜日

BANDAI 1/144 GUNDAM RX-78-2 Ver.G30th (その1)

 お盆休みに衝動買いしてしまいまして、その後コツコツと製作しておりました。

 バンダイかつ、最新のモデルとあって組み立てには何の問題もないので、取り立てブログアップするまでもなく今日まで製作は順調に進んでおります。


 今回のキットは普通に組む分には先の通りで問題ないのですが、塗装を、それも現物に合わせようとすると一転して、難しくなります。

 そう、パネルの塗り分けが多いのに、大きさが小さすぎるのです。
 今回は前回のパテ盛りの教材に続き、マスキングの教材ですね。

 塗り分けを間違わないように、カラーガイドを拡大コピーして現物写真を参考に色分けを行い、それでちまちまとマスキングをすること、数時間。
 塗装は一瞬です。


 ミスはなかったのですが、もう少し、こんだけ苦労したのだから塗り分けにメリハリがあっても良かったかな。

2009年8月23日日曜日

TAMIYA F/A-18E SUPER HORNET 1/72 (VOL.4)

やっと完成しました。

約2ヶ月、長い道のりでした。

 思えば盛っては削り、盛っては削りの連続で合わせ目の処理で大変苦労させられましたが、結果は細かなところはやはり修正しきれませんでしたが、まあ、まずまずでしょう。

また、継ぎ目消しの後処理として必要となる、スジ彫りもエッチングノコを購入したので、見れる程度には出来るようになりました。

 おかげさまで、合わせ目消しの技量はかなり向上したと思います。しかし、けがき針がはみ出たところをほっておいたのですが、予想外に完成時に目立ってしまったことや、最後に気を抜いて、墨入れの色が黒すぎたののが反省点。
 あと、知識では知っていたのですが、つや消し塗装の部分は墨入れ時に本当ににじむので、つや消し塗装はしてはいけませんね。最後に、つや消しクリアーで仕上げるしかないのかな。 まあ、あいかわらず、完璧はありませんね。






今回の教訓

・スジ彫りミスはちゃんと修正すべし
・墨入れは色の濃さを良く確認すべし
・墨入れする部分はつや消し塗装はさけるべし

次は、楽ちんなキットに行くかな。