2018年1月28日日曜日

Hasehawa 1/48 F-4J Phantom2 (その3)

今週はずっと考えていました。

考えていたのはインテークの処理。
このキットの特徴として、エアインテークが作り込まれて折らず、主翼底面が丸見えになってしまうところなのですが、複雑にパーツが重なっており簡単にふさぐことが出来ないのです。

とりあえず今回は以下の方法に落ち付きました。

まず、主翼した面のパーツに底板をt0.3プラ板を二枚重ねてくっつけました。
先端部は一枚だけがパーツの上に被さり、後方はプラ角棒で少し持ち上げるようにして設置して、機体の奥板に接するようにしています。

尚、先端のフチはパーツを曲げないと機体パーツとフィットしない感じだったので、切れ込みを入れて曲げやすくしておきました。

底板の左右にスキマがまだ出来るので、インテーク外販パーツと、機体の底面にt1のプラ板を貼ってスキマがなるだけ小さくなるようにしました。

上下のパーツが組み合わさって生じるスキマなので、スキマを無くすことは出来ないのですが、斜めに削ったりしてなるべくピッタリと収まるように調整しています。

うまく写真が撮れませんでした。
ちなみにインテークの内壁との接合部の合わせ目もスキマがあってはおかしいのでパテ埋してスキマを消しています。

ネットを見るとF-4のインテークの中は意外と浅い位置にいたがあって、ファンブレードが見えています。
実機のように作って穴をふさいでしまうのも選択肢だと思います。

2018年1月21日日曜日

Hasehawa 1/48 F-4J Phantom2 (その2)

細かなディティールアップを進めています。

まずはエンジンノズル。
塗装のことも考えて、カッティングディスクで中程をカット。
カッティングディスク使用の際は切り落としてしまうとその時にぶれて危なそうなので、寸止めで、最後はエッチングソーで切り落としています。

ノズルルの外側はタガネで彫り直してシャープに。

内面はツルツルでモールドがありませんので、t0.1プラペーパーを1.5mm巾の短冊にしたものを貼り付けました。
その際、少し長めににして両端を外側のモールドを目安にして貼り付けて行くと適当にそろってくれます。
一つ目のノズルは、それに気がつかなかったのでちょっと乱れています。

後席の計器板の裏がちょっと見えるようなので、ポリ線の残りでケーブルを表現。

ギヤベイの中も適当にパイピング関係のディティールアップを施しました。

いよいよ機体の接着に入りますが、側板 S7パーツ がどう収まるのか目安が無いので苦労しました。
ちょっとカーブさせないと機体に沿わないので、裏面に切れ込みを入れて強引に瞬着で接着しました。
その時、計器板が邪魔になるので後席の計器板は後ハメです。
奥側のダボを切ったので、ちょっと斜めになってしまいました。

左右を繋ぐ部分の合わせ目を、合わせ目消ししていたら接着面積が狭いため取れてしまいましたので、考え直してt0.3プラ板を貼って 補強も兼ねた合わせ目消しとしています。

このキット型式違いに転用したためフォーメーションライトを削り落とすよう指示があります。
ShowTime100の時代にそれは無かったのですね。

簡単に削り落とすよう書いてあるのですが、削るとモールドの痕跡が残るためパテ埋めも必要で結構面倒です。

また、この機体はなぜか下面がスライド型になっているようで、最初は実機がそうなっているのかと 思ったのですが、スライド型割面に結構な段差があります。
そのような、合わせ目消しだけで無く段差調整やモールドの彫り直しを要する箇所が多く、結構下地処理に時間がかかります。
面倒ですが、ここは勉強と考えて地道に作業を進めます。




2018年1月14日日曜日

Hasehawa 1/48 F-4J Phantom2 (その1)

宣言通り、今年はスケールモデルの年なので、第二作はF-4Jです。

とりあえずファントムなら何でも良かったのと、1/72scaleは組みにくいとの評判があったので値段もあまり変わらないという安易な理由で初の1/48scaleで、J型のShowtime100です。

 箱はそれほど大きくなかったのですが、中身が数字の感覚より大きい感じ。
何も考えていなかったのですが、このサイズだと塗装ブースに余裕がありません。
塗装時どうなってしまうのでしょうか。


さっそく適当に作業開始です。
安いのは古いキットだからで、そのぶん手間がかかるようです。
まずはインテークのピン跡の修正。

インテークの側板の裏面が肉抜きのままで見えてしまうので、板を入れました。

凹モールドの新型となっていますが、一部のパーツは凸モールドとなっている旧型のものが流用されていることを知りました。
心配しましたが、 凸モールドに沿ってカッターでスジを入れてからエッチングソーでスジ彫りすると、意外とすんなり凹モールド化することが出来ました。

パーツの合い自体も今のところ良好です。


しかし、数が多いと表面処理と合わせて凹モールド化には時間がかかります。

タイヤもスジ彫りして、合わせ目消し。
いろいろやっていたらあっという間に一日が過ぎてしまいました。

2018年1月6日土曜日

Hasegawa 1/72 Su-35S Flanker (完成)

年越ししましたが、Su-35S フランカーが完成しました。

デカールを貼り進めて行く中で、この機種裏側や、尾翼などここはデカールで無くマスキング塗装でしょ、と言う箇所がありました。
デカールを貼るとなじませてもモールドがどうしても消えてしまいますので、塗装なのです。

塗装の二度手間になってしまいましたので、最後にわかるのでは無く、あらかじめわかるようにデカール貼り付け箇所を組み立て説明の中にも併記してもらいたいものです。
これからは、先にデカールの内容をチェックしたいと思います。

エンジン回りの金属部の塗装は、どうなることやと思いましたがブラック>ダークシルバー>クリアレッド>クリアオレンジと塗り重ねると良い感じになりました。
ガンダムリアルタッチマーカーで青みなど他の色味も加えて調整しました。


そうそう、書き忘れていたのですが3色迷彩を塗装する際に上に違う色が来る部分には最初の色を塗装していなかったのですが、そうすると2色目が1色目の上に乗る部分と、サフの上に乗る部分が生じるため、下地の影響を受け色味が異なってしまう事に気がつきました。
塗り重ね時は 下地の影響を考えて塗って行かないといけません。

最後のオーバーコート時に持ち替えしたタイミングが早かったらしく、乾燥前に持ってしまった結果、塗装が剥がれて指紋まで付いてしまうトラブルに見舞われました。
今回は大したトラブルが無かったのですが、最後に気を抜いてしまったのでしょうか。


軽く研いでから、サフ#1200、機体下面色を吹いて修正しました。
ちょっと怪しい感じなのでウエザリングを重点的に入れて注意をそらしています。


そんなことで、ミサイルも付けて完成とあいなりました。
ミサイルは結局、説明書の積み方はパイロンが足らなかったり、せっかく作ったのに積まないミサイルがあるのもなんなので、対空、対地混載状態にしました。
現実には積めない組み合わせかもしれませんが・・・

ちなみにパイロンの固定は外せるように、Pitmulti2(ピットマルチ2)を使いました。
フロントシールドの前にあるセンサーもなんだか調子が悪くなってきて、汚してしまうのが怖いので同様にPitmulti2を使っています。



フランカーはこの角度が一番カッコいいと思います。

 エンジン部の最終状態です。
金属色部分のマスキング位置をミスしていたため、尾翼接着前に修正塗装を入れています。

クリアパーツもトラブル無く収まっております。
おまけにフランカーがモデルとなったと言われる、VF-25とのツーショットです。
VF-1と比べると大きく思えたVF-25ですが、さらにフランカーの方が大きいです。



素組みのため、2ヶ月かからずして完成となりました。
出来は悪くは無いのですが、腕の見せ所は塗装だけで、さらに塗装もなんかマンネリ化してきたとなるとちょっと後味が悪く感じました。
マンネリを打破すべく、ちょっと考えないといけないんだけれどどうしたもんでしょうかね。

今回の教訓
・マスキング位置はよく確認すべし。
・デカールと塗装の区分をよく確認すべし。
・十分乾燥させてから持ち替えすべし。
下地の影響を考えて塗り重ねすべし。

2018年1月3日水曜日

塗る・ マルエム スポイド瓶

お気に入りグッツが色々ありますが、あまりにもなじんでアップするのを忘れるくらい必需品となりました ”マルエム スポイド瓶(丸型) 100ml”をご紹介致します。


何に使う物かと言いますと、溶剤を入れておくものに使用しております。
ガイア、Mr.カラー共に溶剤容器に取り付ける注ぎ口が別売されており、それも使用したのですがどちらも少し出すのには精度がいまいちと感じて購入しました。

スポイトですから、一滴単位で調整できるのでエアブラシの中に少量を入れて調整するにはまさにうってつけなのです。

自分は使い勝手に問題が無かったので買い足しして、今はブラシマスターと、プロシンナーを入れて使っております。
(ツールクリーナーは微調整の必要が無いので、 Mr.カラーの注ぎ口を使用)

溶剤なので、ゴム部の劣化や、そこから揮発するなど心配しましたが気にするほどでも無いようです。もう、数年使っております。
気になる方はシリコン製の替えゴムも売っていますので、交換すると良いでしょう。

とにかく使い勝手抜群の、目から鱗グッズでございます。

「追記」2018/07/15
 プロシンナーの方の瓶がプコプコする部分で無く、瓶とのパッキン部分のゴムが溶解してきて、白く汚れてきました。
揺すって、液が直接しょっちゅう触れたのと、溶解が強力なのが原因のようです。
ブラシマスターの方は汚れはそれほどでもありません。
寿命と言うことで、買い換えで対処しましたが、状況を追記します。

購入元はMonotaROです 。