2018年4月30日月曜日

Hasehawa 1/72 F-4EJ改 Phantom2 (その7)

デカールを貼る前に細部の塗装を行いました、

機首先端をセミグロスブラック。
タービンラインに赤をマスキング塗装です。


墨入れなどの準備のため、全体にクリアを吹いてから自衛隊機の特徴である補修塗装の再現のため、パネルラインに沿ってマスキングゾルを竹串で塗布しました。
テストで直線部分の一部に細目の両面テープこよりを使用しましたが、遜色なく使えそうです。

マスキングゾルを塗装するように、クリアーブラックを細吹きしました。
どれほど吹けたか濃度が把握しずらいので、一部濃すぎたところも生じました。
もう少し、練習しないといけません。

まあ、こんな感じで雰囲気は出たと思います。

そっくり実機を真似ようかと思いましたが、そもそもモールドも若干異なったりするため、適当になりました。
実機はパネルの端から塗装が傷むので、そこをスプレー塗装で補修するので一般的な経年劣化したパネル表現とは異なり、パネルラインが明るく(正規の色)となりその周りがざらついた表面に汚れがたまって、黒ずんだようになります。

2018年4月23日月曜日

Hasehawa 1/72 F-4EJ改 Phantom2 (その6)

このキットはパイロットフィギュアが付いていないので、「ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 パイロット & グランドクルー セット プラモデル X72-7」から”おゆまる”で型取りをして、ポリパテで複製して、自衛隊パイロットを大量募集しました。



 頭も一緒に一体成形するのは、少々難しいため途中から頭を切り離して別体で成形してみたりもしたのですが、なかなか良い型ができずうまく成形できません。
ここから選別の上、本採用者を決めることにします。
持っていたポリパテが古いため、新調したりと費用、手間ともかかってしまうので、出来を考えると素直にキットを買った方が良いかもしれません。
でも、そうすると不要なグランドクルーたちもついてくるので悩ましいところです。
やはり、昔のキットでもフィギュアと兵曹のランナーを追加してリニューアルしてもらいたいところですね。



一方、本体の方は機体下面色を迷彩で入れていきます。
今回も型紙+両面テープこより作戦ですが、インストに書いてあるサイズで拡大コピーすると小さくなってしまいました。
なぜ、こんなミスが発生してしまうのでしょうか。おかげでムダな作業をしてしまいました。

気を取り直して、自分で採寸して求めた拡大率でコピーしたモノを型紙として、マスキングを行いました。

ちゃんと色が出るのか心配でしたが、しっかり迷彩柄になりました。

実機はここまで明確な二色には見えません。
ウエザリングを行うと、もう少しなじんでくると思います

<天気にもよりますが、このようにほとんど単一色に見えます>


キャノピーのマスキングは、このキットはモールドが浅いため境界ラインが読み取れないので販売されている切り抜き済みマスキングを購入して実施することにしました。
価格もそれほど高くないモノなので、これはなかなか良いみたいです。
4機分入っているため、4機作らないといけないように思えてくるのが問題です。

綺麗に塗り分けられました。
いつものように1/72ではクリアのままだと密度感が出ないので、ガラス部分は薄くスモークをを吹いています。
正面のガラスは薄いブルーですが、今回は薄すぎたような気もします。
なかなか良い感じの濃度にするのは難しい。



2018年4月15日日曜日

Hasehawa 1/72 F-4EJ改 Phantom2 (その5)

進めています。

あまり、変わり映えしないのですが本塗装に入るので、エルロンが付いたのです。
普通にサフを剥いでから、接着剤で固定しました。

裏面ではパイロンを取り付けています。
このパイロンは揺れ止めをパイロンに付けてから貼り付けたのですが、もしかしたら揺れ止めは機体側に接着して、パイロンだけを差し込むようにした方が良かったかも。
一つは隙間が開いてしまいましたので、ダボを切ってしまって研磨で平面を出してから接着することになりました。

このパイロンが足になって、置いてもエルロンが当たらないようになっています。

レドームにはランナー伸ばし線でライトニングアレスターを再現しました。
目感で位置を決めたのと、引き延ばし線の太さも適当だったので本当はちゃんと測って作業した方が良かったかも。

あと、背中のアンテナはパーツだと折れてしまいそうなので、0.3のタガネでスリットを彫って、

そこにt0.3プラ板を差し込む方法を採りました。
接着はゼリー状瞬着でパテ代わりにしたのですが、少々はみ出てしまいましたね。

塗装すると、肉眼では気にならない程度です。

機体上面色をパネル吹きしました。
 

少し黒が入っているのですが、シャドーはサフ色の色なのでコントラストが低いです。
まあ、実機もコントラストがあるわけでは無いので、これで良しとしましょう。

一方ではエンジンノズルのディティールアップとして、内側にモールドが無くて寂しいので加工しています。
まずは切断。
前回せっかく合いマークを付けてから切断したのですが、マークがマジックだったので接合の際見えなくなってしまいましたので今回は、pカッターで深くケガイたマークとしました。
前の1/48のキットでは、センターのコーンに成形不良がありましたが、この1/72では型割をして、しっかりプラが回るように改善されていますが型割面にバリが出ていますのでスポンジヤスリで綺麗に除去しておきました。


本物はこんな感じですが、途中で分割したり、モールドを入れるのは大変なので短冊状のプラを貼るだけです。

前回は真っ直ぐきれいに貼れなかったので、今回は奥側も目安となるように表面のモールドを基準とした延長線をケガイてそこを目安にプラ板を接着しました。

結構な手間がかかりますが、それなりの見栄えになりました。
レジンのパーツや、エッチングパーツが販売されていますがとてもお高いのでキット価格とのバランスが難しく、こんなディティールアップがちょうど良い感じでは無いでしょうか。

2018年4月8日日曜日

Hasehawa 1/72 F-4EJ改 Phantom2 (その4)

機体の接合を進めていきます。

接合の前にコクピット部の配管ディティールを追加しました。
雰囲気重視、成り行きの適当です。


仮組で主翼と胴体の間に大きなスキマが発生することがわかりました。
翼端部で合わせて主翼の上下面を接着しましたので、よく見ると上面が下面より根元部では0.5mm短くなっている状態でした。

パテだけでこの隙間を埋めるのは大変なので、赤線部に先端側よりt0.5、0.3、0.15と順番に薄くなるようにプラ片を 貼ってなだらかに成形してスキマを埋めるようにしております。
 
  

上面部もマステで保護して、面一に削っておきました。


いよいよ上下面の接着ですが、主翼と胴体の間には後で盛るのが大変だったので機体側に透明瞬着パテを塗ってムニュっとスキマにせり出てくるようにしました。
主翼の上には余分なパテが回らぬようにマスキングしています。

機首の方は機体側が底面より、内に入ってしまう感じだったので引っ張り出すのは大変ですから、赤線のようにプラ片を瞬着で接着して、内に入らないようにしてから組んでいます。

要所要所を位置決めのため、瞬着点打ちしては硬化スプレーで硬化させて仮止めしたなら流し込み接着剤でガッチリと固定していきます。
注意したつもりですが、また今回も持った指に接着剤が流れてしまいました。
いつも失敗します。

全体が接着できたら、先ほどのムニュっときた瞬着パテを綿棒で拭って綺麗に仕上げておきます。
瞬着パテは硬化まで時間がかかるので、こういうときは便利です。
後はこちらも硬化スプレーを掛ければガッチリ固着されるという段取りです。


写真の通り、今回は上下面を接着してからエアインテークを接着することにしました。
前回、先に上面側に接着しておいたら下面との接合時に大きなスキマが出来てしまいましたので、上下面双方の合わせを見ながら接着するという方法です。

だいたいうまく接着できましたので、大きな所はパテ盛りで段差修正をしましたが、その後一旦、サフを吹いて表面を見やすいようにしてから消えたモールドの再生含め、表面処理を実施しています。

何か先週と変わらない、最後のような気がしますが一応進んでいます。


2018年4月1日日曜日

Hasehawa 1/72 F-4EJ改 Phantom2 (その3)

快調に進めております。

まず、シートベルトをマスキングテープで、バックルをプラペーパーで作って、シートに追加しました。

シートベルトはもっとごちゃごちゃしているようですが、とりあえず簡単に済ませております。

エアインテークの合わせ目は、前回組み立ててからではパテ盛りするのが大変だったので、今回は接合面に瞬着パテを塗ってから押し込んでパテがはみ出るようにしてみました。
パテ盛りは簡単になりましたが、成形が相変わらず大変なので更に良い方法を考案する必要がありました。

定番のマーカーのクリアー化です。

機首のバルカンに穴が開いていないので、φ0.8で開口しました。
肉抜きか、モールドか、わかりにくい底面の穴は瞬着パテで埋めてしまいました。

前回、苦労の割にはいまいち出会ったインテーク奥の部分は、下面前縁のリブを削って段差を見えなくして奥は適当にラッカーパテを盛って、なだらかにしただけです。
ちょっとスキマが残りますので、上下接合後瞬着パテをスキマに盛ってみます。


コクピットの開口部は、ちょっとコバの部分が広すぎるように見えたので薄くなるように削りました。
モールドを入れたいところですが今回は見送りました。
コクピットの側面は、簡単に補強フレームなどを入れましたがt0.3では少し厚すぎたようです。


動きを出すために、エルロンを下げます。
当日の実機が下がっておりましたので、それを元にしています。

主翼を上下接着する前に、切り出して接着しています。
翼端部ははめ込みが緩いので、ダボの上面にランナー引き延ばし線を接着してピッタリ収まるようにしてから接着しました。

まだ主翼とインテークは接着していませんが、形になってきました。