すべて貼るとうるさくなるかと思いましたが、文字が極限まで小さいのでそれほど目障りでなかったので頑張ってコンプリートしました。
しかし、インストと実物が微妙にパネルラインが異なったり、せっかくつなげてある小さなデカールが結局、モールドと合っていなかったりと、なんだかハセガワの仕事の完成度の低さを垣間見るのでありました。
せっかくクリアコートをしたのに、直前に手直しをしたミストのせいか小さいモノでもシルバリング気味になってしまったのが、オーバーコート後にどうなるのかが少し心配であります。
今回、少し学んだ点を二つ。
このキットに付いているデカールはマークセッターでも軟化がかなり強力に進んでしまい、乾燥後もシワが残ってしまうモノがありました。
このような場合はセッターでも水で薄める必要があるようです。
もしくはセッターを使わなくても済むように、下地をテカテカの平滑面にクリアコートして、定着性だけならデカールフィクサーで済ませると安心ですね。
もう一つは、考えれば当たり前かもしれませんが、余白を後切りする場合は(一旦貼って半乾燥後に、新品の刃で切れ目を入れて余白を剥ぎ取る、最近会得したテクニック)セッターは使えません。
半乾燥時にはもう柔らかくなって、ペロリとは余白部分が剥ぎ取れないからです。
かといって、 デカールフィクサーではシルバリングが少し心配だし、とにかくデカール貼り前にはしっかりと下地を整える必要があると思います。
さて、デカール貼りの他にも最終組立を前に小物類の 準備をしています。
今回、もひとつハセガワにやられたのは塗装指示の抜けている増槽の色です。
まず、305のグレーですべて塗って暗すぎることに気がつき、機体下面色で全塗り直しをしました。
しかし、正解はセンタータンクだけは暗い 305グレーだったのですね。
お影で センタータンクはマルチコート塗装になってしまいました。
悔しいので、オマケに補修後も再現しておきました。
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