2015年11月29日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その5)

今日はなかなか重い腰が上がらなかった、主翼です。

主翼の電飾をどうしようかと考えあぐねており、進まなかったわけですが結局は光学繊維です。
羽根の厚みが先端部で1mmしかありませんので、φ1が使えず暗くなりますがφ0.5となっています。

根元部のライトも曲げないといけないので、同じくφ0.5です。

まず、0.5巾のタガネで溝を掘ります。

次にエポキシで少しずつ点付けしてファイバーを固定します。
ファイバーの先端は少し炙って丸くしています。
根元部のファイバーはこの季節はちょうど良いファンヒーターがありますのでその前で暖めて曲げました。

上下を挟み、接着です。
いつものクリップで固定していたら、ちょっと挟むⅠが悪く少し反ってしまいました。
このキットは羽が薄いので要注意です。

やっぱり、φ0.5では少しくらいのですが一応点灯します。

こちらは翼端灯。
もう少し太い、φ0.75のファイバーも仕入れた方が良いかな。

2015年11月28日土曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その4)

急に寒くなってきました。
これから窓を開けての塗装が厳しい季節になってしまいました。

さて、今回はランディングギアを納めた飛行形態で製作するので、ギアベイを閉じなければなりません。

このキットは基本、駐機状態で組むようにできているので少々テクニックが必要となります。

 まず、バラバラになったヒンジ部を切り取ったハッチパーツを、プラ板でつなぎ合わせて合体させます。

 そして、本体開口部と大きさの現合を行ったら、貼り合わせ時に陥没しないように、また面一となるようにプラ板を瞬着で仮止めしたら、開口部にハメ合わせその状態で接着しました。

 プラ板の接着に瞬着を使うのは、プラを溶かさないで、後ほどぱりっと剥がれるからです。
 瞬着は接着強度が無いことを利用します。

 本体との接着も仮止めに瞬着を点付けしますが、そのほかは流し込み接着剤で強固に接着します。

接着が乾いた頃合いで、プラ板をパキッとラジペンでもぎ取り、

残った瞬着を削りつつ、本体との段差合わせを行います。
ここでの工数はいかに面一に接着できるかによりますので、前工程の作業は慎重に行った方が良いでしょう。

隙間が空いた所、凹部などを瞬間クリアパテで埋めて、面仕上げ。
パネルラインはエッチングノコでスジ彫りし直しました。

捨てサフを吹いて確認です。
一発でうまくできました。

脚部のギアベイは
片側側面が同一面では無いので、落ち込まないようにプラ板を側面に貼った後、その部分を削って調整する方法を採用しました。 (赤丸部)

ちょっと開口部との大きさを調整し損ねた(削りすぎ)部分はプラ板を挟んで修復しています。

また、膝に近い所いクリアパーツをはめ込むところのあるパネルはそのままでは全く組めないので、ヒンジと裏面を削り。
足側も出っ張りを避けるようにコ型に切り欠きを設ける必要があります。(黄線)



こちらも一連の面出しからスジ彫りを行い、捨てサフを吹いてチェックしますと一発OK。
苦手な作業ですが、だいぶこなれてきたようです。

2015年11月22日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その3)

電飾を行う上で、最も気をつかうはめ込み接着を進めました。

まず、足部。
まず、と言っても焦りすぎて画像を撮るのを忘れています。

このキットはハメ合いの設計がラフなので、組み立てに気を使います。
私は、ギヤの裏蓋、エンジン基部の隔壁、モモ部との接合部品を足パーツの片側にひとつずつ接着しては、一晩反対側の足パーツに挟み込んで乾燥させることで、組み立て精度と接着強度を確保するようにしました。

最後はLEDの点灯を最終確認した後、スーパーパーツの保持に必要となる100均で調達してきたネオジム磁石を忘れないように接着した後、 足パーツの両側を接着しました。

これら二つ割りパーツは、塗装時にパックリ割れるトラブルに過去遭遇していますので、接着剤を両側に塗布してしっかり両側とも溶かしたのち接合するよう気をつけています。

あとは大型クリップで挟んでしっかり数日乾燥です。

乾燥の合間、 スーパーパーツの方にもネオジム磁石を接着しておきました。
接着剤はエポキシを使っています。

次は機首の組み立てです。

こちらもけっこう大変なのですが、コックピットに光学繊維φ0.25を植えて、電飾を行います。
デカールが無かったのですが、VF-1のサイドには何もスイッチ類は無い設定なのでしょうか。
ここに電飾をしたいのですが、ひじ掛けだけということであれば困るのでヒジの当たらないところと、背面の機械に発光部を設けました。

 機首両側のセンサー部分はφ1の穴を貫通させて、ここもφ1の光学繊維で光を導いて発光させます。

透明のセンサーレンズパーツはなんだかちょっと大きくて、収まりが悪いのですが本体側をシルバーで裏打ちして、瞬着で白化しないように注意して接着しました。


コックピットのセンターコンソールの奥と、機首先端側の中央に白色のチップLEDを設置して、光学繊維は束ねて、 機首先端側のLEDに向けて集結させます。


LEDは直列に配線して、 機首両側のパーツを接着します。
こちらは単体ではすりあわせをしたのに今ひとつぴたっと合わせ目が閉まらず、往生しました。
後で割れなければ良いのですが・・・


点灯試験です。
綺麗に光点が浮かび上がりました。LEDからの導光が成功したようです。
φ0.25光学繊維の先端はすっぽ抜けないように、ライターで炙って先端を少し太くしているので、ちょっと光る大きさは大きく見えるかもしれません。

先端のセンサーもレンズ未着色のため、まだ白色ですが一応明るく光っています。
もう少し広がって発光する予定だったのですが、穴部だけしか発光していません。
全体的に光るように、透明パーツの大きさに合わせて長穴で開口すれば良かったな。

では、3日ほど乾燥を待ちましょう。

2015年11月15日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その2)

あちこち手を出しているのですが、今週はエンジンノズルと、アームの部分をアップします。

まずはエンジンノズルのベクターノズル。
奥の方はディテールが無いので、プラ板を瓦状に貼ってみました。
先っぽの側面部分はエッチングパーツを貼り付けます。


本体側のノズルはガウォークでは3口の噴射口が再現されているのですが、ファイターは奥の方に実在機のようなディティールがモールドされています。
ガウォークと違うのは、おかしいのでプラ板で簡単に箱組みして3口の噴射口を再現してみました。

3口の噴射口の横桟にスリットを入れて、磨りガラス化した透明プラパンを仕込みました。

そうすることで、外からLEDが見えなくなり光も拡散されて、良いあんばいの電飾になります。
LEDはφ3青の砲弾型です。
LED先端も光を拡散するよう、加工を行っています。

給電はいつもの腕先からのQIコネクターによる外部給電です。
大きさから、片側には2P×2個しかはいらなかったので、両側に計8ピン仕込みました。
これだけあれば、ブースターも含めて多系統の電飾を配線できるでしょう。
(無計画・・・)

腕の部分の接着は端面だけでは心許ないので、二の腕の部分に2mm角のプラ棒を接着して、底面も接着補強しておきました。

本体への取り付けも、接着代がちょっとだけの曖昧な組み立て方の設計になっていますので、肩部分に5mm角のプラ棒の土台を作って、本体側より1.4mmネジでガッチリとネジ止め固定できるように しました。

ここまで強度にこだわるのは、今回アーム部は給電だけで無く、ここで機体を保持できないかと考えているからです。

本体の後部は平らにした後、スジ彫りとパネルディティールを加えました。
ちょっと動翼カバーと干渉しそうですが、、、

2015年11月8日日曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その1)

さて、お次のキットは永らく積んでいたVF-1 スーパー/ストライクヴァルキリーです。

VF-25のスーパーパックを予約しているので、それが来る前にVF-1から片づけておこうという考えです。

アイオボ仕様なので、最終決戦用の一条乗機の1Sで作成することとします。


中身はファイターのパーツに、紺色のブースター関係のランナーが追加された無いようです。
追加ランナーには、ファイターのパーツを流用しつつ形になるよう巧みに部品が構成されています。


マクロスキット定番加工を進めます。
まずはディスプレイのクリアーパーツ化。
穴をあけて、

抜いたら成形して、

透明ランナーのタグの部分を成形した物をはめ込み、瞬着で接着します。
これで、裏からのLEDの光を透過させて、ディスプレーを発光させます。


次はエアブレーキのスリット加工。
ここも穴をあけて、抜きますが0.5のBMCタガネで成形しました。


ヤスリ仕上げよりシャープになったかな。


次は、翼の根元の所に空洞が見えてしまいますのでプラ板を接着してふさいでおきます。
VF-1ガォークのキットのパーツはこの辺りが改良されており、右のようになっています。
(あれ?)

機首のマルイチモールドディチールアップです。
穴をあけてφ3.4まで拡げたら、綺麗に端面を仕上げて、


裏打ちを接着します。
今回は単なる裏打ちでは無くて、t0.5プラシートにφ2.5の穴をあけて、それを面取りカッターで面取った物を間に挟んで、裏打ちしています。

こうすることによって、すり鉢状の形状になりますので、より立体感が出ました。


主翼基部の部分はスペースが無いので、穴だけです。


一方、コックピットのバスタブパーツは、両サイドのスイッチパネルに電飾の光ファイバーを仕込めるように、側面を掘り下げています。


一度作ったキットは、勝手がわかるのでサクサク進みます。
その分さらなるアイデアを盛り込むことに注力できます。

RG 1/100 MSM-07S Z'GOK (完成)

艶調整とウエザリングが終わりましたので、写真を撮って完成としました。

ちゃんとデカールフィクサーを塗ってデカールを貼ったのに、小さい物のいくつかは糊不足で飛んでいってしまいました。





ウエザリングはエナメルのパフ、ブラック、グレーで、流れたような跡の水アカをイメージして入れています。

腕と足の装甲は、シルバーの上からグレーの表面塗装を行い、それをスポンジヤスリのファインでなぜる事によって、塗装はげで地肌が見えているように仕上げています。
私的、ズゴック定番の塗装法です。



足の部分もHGと違って、ちゃんとディティールがあるので、良い感じですね。




 

今回は軽く組んだだけなので、特に教訓無しです。
疲れた時は無理せずサクッと組みましょうと言った所でしょうか。

2015年11月1日日曜日

RG 1/100 MSM-07S Z'GOK (その2)

完成しました。 (早)

もう、ストレート組であれば手間無しでスイスイです。

まず、足。
多関節の構成で、可動部分が多く設計されています。

バックパックと言うより、水中モーター。
HGより、モールドが多くてハイディティールです。

足。(ピントがすっぽ抜けました)
スライド機構がつく関節部となっていますが、ふくらはぎの部分のパーツが干渉して塗装が剥げやすいので、クリアランス調整が必要でした。

腕。
ここは一部外部の装甲パーツを兼ねる部分があるので、フレームにも塗装が必要でした。
追加塗装とならないように要注意です。

 何か、食べる前と、食べた後の画像のようです。
先端の三角錐のツメ基部のモールドが、抜きの関係で広くなっていますので一旦パテで埋めてから再度モールドを彫り直して、シャープなものとしましました。
わかるかな。

で、完成なわけです。


リアリスティックデカールはスケール感を台無しにするので使用しません。
ズゴックはガンダムデカールが発売されていないようなので、ザクの物を流用して、貼り付けました。

やはり、スライドマークを貼るとスケール感が一気に高まりますね。


あと、デカールが乾燥したら艶調整をして仕上げを行います。
ズゴックは背中の部分にスペースがあるので、電池を入れて電飾を組む予定で加工を行っていましたが、モノアイの部分にLEDを組み込むのが面倒になったので中止としました。

どうせ、電飾しても発光させるのは写真撮影の一度きりなので・・・・