2015年11月28日土曜日

ハセガワ 1/72 VF-1S Strike Valkyrie(その4)

急に寒くなってきました。
これから窓を開けての塗装が厳しい季節になってしまいました。

さて、今回はランディングギアを納めた飛行形態で製作するので、ギアベイを閉じなければなりません。

このキットは基本、駐機状態で組むようにできているので少々テクニックが必要となります。

 まず、バラバラになったヒンジ部を切り取ったハッチパーツを、プラ板でつなぎ合わせて合体させます。

 そして、本体開口部と大きさの現合を行ったら、貼り合わせ時に陥没しないように、また面一となるようにプラ板を瞬着で仮止めしたら、開口部にハメ合わせその状態で接着しました。

 プラ板の接着に瞬着を使うのは、プラを溶かさないで、後ほどぱりっと剥がれるからです。
 瞬着は接着強度が無いことを利用します。

 本体との接着も仮止めに瞬着を点付けしますが、そのほかは流し込み接着剤で強固に接着します。

接着が乾いた頃合いで、プラ板をパキッとラジペンでもぎ取り、

残った瞬着を削りつつ、本体との段差合わせを行います。
ここでの工数はいかに面一に接着できるかによりますので、前工程の作業は慎重に行った方が良いでしょう。

隙間が空いた所、凹部などを瞬間クリアパテで埋めて、面仕上げ。
パネルラインはエッチングノコでスジ彫りし直しました。

捨てサフを吹いて確認です。
一発でうまくできました。

脚部のギアベイは
片側側面が同一面では無いので、落ち込まないようにプラ板を側面に貼った後、その部分を削って調整する方法を採用しました。 (赤丸部)

ちょっと開口部との大きさを調整し損ねた(削りすぎ)部分はプラ板を挟んで修復しています。

また、膝に近い所いクリアパーツをはめ込むところのあるパネルはそのままでは全く組めないので、ヒンジと裏面を削り。
足側も出っ張りを避けるようにコ型に切り欠きを設ける必要があります。(黄線)



こちらも一連の面出しからスジ彫りを行い、捨てサフを吹いてチェックしますと一発OK。
苦手な作業ですが、だいぶこなれてきたようです。

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