二機目だと勝手がわかっていることと、実はEJ改の時に一緒に進めていたというズルがあるから早いのです。
RF-4Eは飛行状態で製作することにしましたので、ギアベイをふさぎます。
あらかじめ一体化したカバーのパーツをすり合わせながら面一にはめ込みます。
古いキットだと、形が合わないことが多いのですがこのキットは意外と合います。
と、言ってもそれように設計されているわけで無いので、綺麗に合わせようと思うとそれなりに難しいです。
面一に調整して接着するために、脚収納部の天井には穴を開けて、入れすぎてしまったらそこから突いて位置調整をしました。
あとは、瞬着パテで強行あるのみです。
裏面には今回も真鍮線で、増槽とパイロンを取り付けるのでプラ角棒片と、ネオジム磁石をエポキシ接着剤で固定しました。
主翼の接着を進める一方、このキットの鬼門である機首、エアインテークの接着と、接合面の段差調整を行いました。
パテ盛りに頼らず、如何に接着段階で段差無く合わせるかがポイントなのですが、よく見えなくて、どうしても段差が出てしまいます。
まあ、合格点でしょう。
さて、飛行状態となると無人機というわけには行かないのでパイロットが必要になります。今後の製作予定を考えると自衛隊パイロットを大量募集しなければなりません。
ハセガワの1/72 アメリカ空軍 パイロット & グランドクルー セット ( X72-7)では一箱から三名しか採用できないので、おゆまるでクローン自衛官を作成しました。
ポリパテを買い直したりしたので、結局それなりの費用がかかりました。
人件費として仕方が無いところです。
最終的には、画像のような一体成形で無くうまく型取りできなかったので、頭は別にして型取りしました。
一次選考で採用された8名です。
意外とファントムのコクピットは狭く、腕が上にいくポーズはすべてNGでした。オーバーアクションな人は二次選考で落とされ、最終的にはおとなしいポーズの二名がファントムに採用されました。
それでもいつものようにシートに着座するためには、お尻のスリム化などあちこち成形されております。
結局、乗り組む際に計器板が邪魔になったため一旦接着を剥がして、着座させてから接着し直しました。
また、後部の計器板は本体との位置合わせがあるため、接着後も多少変形が可能なセメダインX2を使用して接着しております。
コクピットは下部貼り合わせと同時だと、位置合わせが難儀なので先に機体上面に接着してしまいました。
無理矢理接着するために、エポキシ接着剤での充填接着です。
上面部のパーツは、先のネオジム磁石や、プラ角棒片を避けるために穴をあけてあります。
無事、機体上下面を接着できました。
順番が前後しますが、キャノピーは機体上面パーツの上をガイドとして使って接着してワンピース化した後、から削ぎ、クリアブラック塗装。
マスキングして全面ガラスだけをクリアグリーンで塗装をしています。
クリアブラックを塗装するのは、つや出しとガラスの1/72にふさわしい密度感を出すためです。
今回も市販のカット済みマスキングを使っていますが、もうコレ無しではファントムは組めません。
主翼の両端はそのままではちょっと段差が突いてしまうので、テーパーダイヤモンドヤスリで差し込み面を削って調整した後、接着しました。
ワンピース化したキャノピーを木工ボンドで接着。
折ってしまった垂直尾翼のアンテナ基部を真鍮パイプで製作。
ライトのクリア化、パイロンなどの接着をして、サフ吹き表面調整、スジボリの彫り直しなど手間のかかる作業を実施しました。
次は、もう機体色の塗装に持って行けますよ。
あ、スタビレーターを忘れている。
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