車体内装回りが完成しました。
細かい塗り分けが多いですが、このあたりはマスキングの技を習得したようでまあ、無難に進めることが出来ました。
内装塗装のポイントは艶の差になります。
素材の特性から、カーペットは完全なつや消し。樹脂部、シートが半艶。実車ではカーボン調になる装飾部が艶有りになります。
これらの微妙な差を調整するのはかなり気をつかいました。気を遣うと言っても結局は試し吹きもしないでいきなり本番なんですけどね・・・
三つの艶の中ではやはりダントツに艶有り(グロス)が難しいですね。
塗料の濃度が濃いと梨地になるし、薄いと垂れてしまうし・・・まだまだ修行が足りません。
ホコリを取ってから撮影することを忘れていましたので、せっかくの画像が台無しです。
ディティールが細かいので、いつも使っている緩い倍率の拡大鏡ではうまく塗れていませんでしたので、X3.5にレンズを換えて塗り直しました。
肉眼では識別が出来ないのですが、やはり、きちんと塗ると見栄えが変わります。
ディスプレイ部の透明パーツはそのまま組むと淵が白く見えてしまうので、淵を黒で塗装してから組んでいます。組み立てるとそれが意味ある作業かどうかは不明です。
なかなか良い感じの艶ではないでしょうか。
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